学校ブログ

目標・ビジョンをつくる(校長ブログ148)

 9月29日には、4年生対象の「学部学科探究ゼミ」、9月30日には、5年生対象の「受験勉強法を考える会」が行われました。前者は、来年度からの文理選択を控えている4年生に対して、様々な大学の先生方(首都圏の16の大学の17人の先生方)にご来校いただき、それぞれのご専門の分野についてご講義いただく取り組みです。後者は、開智発表会が終わり、放課後特別講座がスタートし、受験勉強モードへの切り替えの最中である5年生に対して、卒業生が様々なアドバイスをし、質問に答えるという取り組みです。

 個人の学習においても、学校行事においても、目標・コンセプト・ビジョンといったものを設定し、その実現をめざして為すべきことを一つずつ進めて行こう、というのが、開智の考え方です。目標・ビジョンをつくるのは、もちろん、自分(または自分たち)ですが、それをつくる過程においては、いろんな先達の話を聞くことが大事です。

 4年生は、「自分は将来、何を学び、それをどう社会で生かすか」と考えてきました。今回、大学の先生方の講義に参加することは、それを深めていくうえで、大いに刺激になったことと思います。また、5年生は、これから始まる受験勉強を、先輩たちはどう進めて行ったのかを知ることにより、自分がこれから為すべきことが明確になったのではと思います。ともに、今回の経験を次に生かしてほしいと思います。

 また、ご来校いただいた大学の先生方、卒業生の皆さん、どうもありがとうございました。今回の経験が、開智生の将来の社会貢献にきっと生きると思います。

生徒にとって非常に親しみ深くお話しくださり、大学での学びに触れることができました。
身近な先輩の体験談は、とても役に立ち、受験勉強へのスイッチが入ります。