「着眼大局」という言葉があります。物事を広い視点で見ようという意味です。「Expand your horizons.」という表現があります。これも、自分の視野を広げようという意味です。人はとかく今、ここで目に見えているものから物事を考えがちです。でも、今、ここで目に見えるものの範囲が広がれば、どうでしょう。視野が広がることで、それまでは考えられなかったことが考えられるようになります。これはすばらしいことですよね。リアルでもバーチャルでも、今いる場所からどんどん外へ出て行く。あるいは、自分の将来に思いを馳せる。そしてそこから逆算して今なすべきことは何か考える。そうして広い視野で物事を考えられるようになると、社会の様々な問題について対処する力がつきます。
今、社会のあり方は大きく変わりつつあります。コロナ禍もしばらくは混乱が続くと思われます。これからの社会を生きていくためには、若いうちから自分の力を高めていかなければなりません。そのためにも、視野を広げることが重要です。それは、「平和で豊かな社会を創ることに貢献できる、創造型・発信型の国際的リーダーの育成」という開智の教育理念の実現にもつながります。「外へ、未来へ」という意識を持って、開智でいっしょに学びましょう。