開智発表会

なぜ「文化祭」ではないのか

毎年、実行委員や生徒同士が1年をかけて何度も話し合い、時に熱くお互いの思いをぶつけ合いながら、規約やテーマの設定をはじめ、企画から調整、当日の運営までをすべて生徒主体で行います。1年生の全員探究発表や2年生のクラス単位の舞台企画、3年生以上のクラス企画、行事や部活動の展示や実演企画、有志による探究発表やパフォーマンスと開設当初からの「日常の自分たちの取り組みや探究活動を発表し見ていただく発表の場としての開智発表会」をつないでいます。日常の発表の場としてどう盛り上げていくか、在校生だけでなく来校者にも開智の多様な文化を楽しんでもらうためにはどうしたらよいか、実行委員と全校生徒が一丸となって取り組みます。

「来校者も在校生も楽しんでもらいたい」

第24回開智発表会実行委員長 5年 工藤

今年の開智発表会は、企画を通して生徒が長期にわたり探究した成果を発表し、生徒だけではなく来校者の方にも楽しんでいただくことを目指しています。
私は、今年の開智発表会では生徒が思う存分探究の発表ができる場を設けたいと考え、実行委員長になりました。開智発表会は、学校外の方に普段から取り組んでいる探究活動を見てもらえる年に1度の機会です。探究活動の成果を出しきってもらうために実行委員会では1年前から準備を進めてきました。例えば、企画にどうしたら探究的要素を取り入れられるかについて話し合ったり、ルールをもう1度見直したりしました。そして、どんな状況でも全生徒に楽しんでもらいたいので、運営者として実行委員は想定外の事態にも臨機応変に対応できるように様々な準備をしています。全実行委員が開智発表会の運営に全力を尽くしていきます。そして、来校者の方にも参加して良かったと思ってもらえるような開智発表会にします。