体育祭

1学年から5学年の1600名以上の生徒たちが力を合わせて取り組む

体育祭実行委員が体育祭の全体構想を考え、色分け、競技、応援、競技審判をはじめ招集まで、すべての企画・運営を生徒主体で取り組みます。「生徒一人ひとりが体育祭を通して何を学ぶのか」「応援にどんな意味があるのか」などを視点に、競技を創り、決め、練習計画や、開会式、閉会式、競技進行など具体案を作成し、運営します。実行委員をはじめ、応援団長、セクション長が組織され、全校生徒が一丸となって体育祭を盛り上げようと生徒同士でとことん話し合います。「開智では生徒に完全に任せてもらえます。やりたいことを実現するためには、たくさんの苦労や大変なことがありますが、自分たちがやりたくてやっていることは苦になりません」と歴代の体育祭実行委員長。体育祭の終了時は、優勝を逃し悔し涙を流す生徒、やり終えた感動で涙する生徒と、さまざまな思いを胸に互いに称えあう姿が印象的です。

灰になるまでhigh になれ

第24回体育祭実行委員長 5年 青木

開智が体育祭をやる意味は何か。今年度の体育祭はここから始まりました。

例年通りのことを行うだけではなく、何事に対してもそれを実施する意味は何かということを考えながら運営を行ってきました。そして、全校生徒で一緒になって盛り上がれるような思い出に残る体育祭にしたいという思いから、「灰になるまでhigh になれ」というスローガンをたてました。開智の体育祭は特殊です。競技種目、ルール、競技練習、当日の運営など体育祭に関わるほとんどを生徒主体で運営しています。だからこそ、ここでしか味わえない達成感が開智の体育祭には存在します。
私は4年生で副実行委員長を務めた際に、先輩たちから体育祭の本当の楽しさと学校行事に真剣になれることの素晴らしさを教えてもらいました。それを今度は最高学年として後輩に伝えられればと思います。また私が昨年思ったようにあの先輩達超えたいと思ってもらえるような姿を見せていきたいです。