学校ブログ

東岩槻まつり(校長ブログ230)

4年生と5年生の有志が、8月に行われた第35回東岩槻まつりに初めて参加し、神輿を担ぎました。学校に参加のお誘いがあり、生徒に声を掛けたところ、7人が応えてくれてました。それぞれ貴重な経験ができたようです。参加した武長さん・菅野さん・福田さん(5年生)、寺中さん・下岡さん・安藤さん・長井さん(4年生)に話を聞きました。

 

~~参加のきっかけ~~

(5年生)手塚先生から、ボランティア委員会のメンバーにお声掛けがありました。小学校の教育ボランティアや岩槻の商店街活性化活動などには参加してきましたが、東岩槻のまつりには参加したことがなく、せっかくの機会なのでやってみることにしました。

(4年生)手塚先生から夏休みの登校日にこの話をいただきました。東岩槻に住んでいるのですが、今まで参加したことはなく、でもおもしろそうだと思って、友達を誘って参加することにしました。地域に貢献することも大事だと思いました。

 

~~当日の様子~~

地域の人たちの中にちゃんと入っていけるか、緊張もありましたが、入ってみると皆やさしくて、担ぎ方も教えてもらえて、すぐに打ち解けることができました。普段はそれほど駅前が混雑するということはありませんが、当日はすごい人数が集まって、熱気にあふれていました。中心となっている比較的若めの方々から積極的に声を掛けられたり、励ましてもらえたりして、だんだん気持ちが盛り上がっていきました。神輿の前の方が花形のポジションということなのですが、「お前ならできる」と言われて、前の方で担ぐことができました。神輿には小さい子どもも加わっていましたが、その子どもとも仲良くなれました。

 

~~大変だったこと~~

神輿が重くて、肩に食い込んで痛かったです。そして夏ですから、当然暑かったです。滝のように汗が流れました。担ぐことに一生懸命になるあまり、掛け声が出なくなってしまいました。掛け声を出しながら担ぐということが難しかったです。休憩で神輿を下ろす時、まっすぐになっていなければならないのですが、それがとても難しく、何度もやり直しました。長い時間担いで大変でしたが、お茶やアイスをいただいたり、励ましてもらったりして、何とかやりきることができました。

 

~~学んだこと~~

きつい時でも、お互いに声をかけあうことで乗り切ることができました。普段接点のない方々との交流の時こそ、あいさつが大事だということがわかりました。自分は運動系の部活には入っていないので、「気合い」の大切さを感じる機会はありませんでしたが、今回の経験を通して、「気合い」の大切さを知りました。

 

~~ボランティア活動に一歩踏み出すには~~

あまり「自主性」というものにこだわらず、楽しみたいから、という軽い気持ちでやってみてもいいと思います。地域のイベントなどは、若い人が参加するというだけで、とても喜んでもらえるので、ノリと勢いで参加というのでいいと思います。「おもしろそうだ」という感じが大事です。友達と誘い合って参加するというのもいいと思います。最初は「なんとなく」でも、やっていくうちに面白さをみつけるということもあります。「やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい」というモットーでいるといいのかなと思います。

 

~~今後について~~

(5年生)

引き続き、ボランティア委員としていろんな活動をします。お隣の養護施設の子どもを開智発表会に招待することも考えています。年内はがんばって、その後は4年生に引き継いでいきます。

(4年生)

地域のイベントで参加できるものがないか、探していきたいです。放送委員の活動をがんばりたいです。体育祭の応援団で活躍したいです。

~~インタビューを終えて~~
地域の活動にお声がけをいただき、ありがたく思っています。生徒としても、貴重な経験ができたと思います。あまり肩に力が入り過ぎないことが、新しい取り組みに参加する姿勢としてはちょうどよいのかもしれません。これからも自然な形で地域の活動に参加できるといいと思います。多様な方々といっしょに協力して何かを創り上げるという経験は、今後にきっと生きることでしょう。