国際バカロレア(IB)

2021年2月1日、開智中学・高等学校が、国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)の候補校となりました。現在、2025年4月のスタートに向けて、準備を進めております。1~4年を先端GBコースで学び、5,6年でDPを履修、DPの資格を取得した後、国内外の大学に進学するという進路を構築してまいります。

開智中学・高等学校は、国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラムの候補校(※)です。本校は、IBワールドスクール(IB認定校)としての認定に向けた申請段階にあります。IBワールドスクールは、「質の高い、チャレンジに満ちた国際教育に信念をもって取り組む」という理念を共有する学校です。開智中学・高等学校も、このような教育に取り組むことが、生徒にとって大切であると信じています。

 

(※)IBの「初等教育プログラム」(PYP)、「中等教育プログラム」(MYP)、「ディプロマ・プログラム」(DP)の3つのプログラム(および「IBキャリア関連サーティフィケイト」)を実施することができるのは、国際バカロレア機構に認定された学校のみです。候補校であることは、IBワールドスクールとして認定されることを保証するものではありません。国際バカロレア機構およびIBのプログラムの詳細については、ウェブサイト(http://www.ibo.org)をご覧ください。

GBコースの取り組み①

 世界を知るにはまず日本から、ということで日本が誇る文化の一つ、華道の体験学習を行いました。本校の花育アドバイザーを務めるさいたま市在住の華道家家元「花一遊」さんを講師に迎え、華道の「大作」の制作に生徒たちが参加しました。緑豊かな開智の敷地から素材を集め、再生をテーマに大作「Sustainable」が完成。花や木々の「お顔」、空間認識、精神統一、日本の美の感覚など、多くのことを体験的に学んだひとときでした。

GBコースの取り組み②

GBコースでは英語が超得意な生徒、あるいは開智に入ってから英語力がとても伸びた生徒を対象にした英語の「取り出しクラス」があります。中学2、3年の取り出しクラスの生徒たちが今取り組んでいるのは、オーストラリアのYeppoon中高との「絵本交換会」。Yeppoon中高にはなんと日本語コースがあり、まだ日本語学習を始めたばかりの中学1年生が日本語で絵本を書くプロジェクトを始めました。現地の先生と協力し、まずはその「英語版」を読んで感想を送ります。その後、日本語の絵本が完成したらオンラインでプレゼンおよび感想会です

一番難しいこと!それは「名前」の読み方とネイティブの子供たちが書いた文字を読むこと。一文字読めるたびに、判別できるたびに、教室は大盛り上がりです!
動画メッセージも撮影しました。絵本と彼らの反応が楽しみです!