学校ブログ

IBクラスの「公共」

5年生(高校2年生)のIBクラスでは、7人の生徒が学んでいます。

今回は教室を離れ、音楽の授業も行われる「フィリアホール」にて、公共の授業が実施されました。

題目は「芸術と非芸術の境界を考える」で、2学期のテーマ 「『価値』について考える」の最初の授業でした。

芸術の「境界」を体験的に考える

授業の前半では、芸術とは何かを2種類の画像を見ながら考えました。
授業が進むと、担当教員によるパフォーマンスが始まります。
生徒たちは、
 
■美しいショパンの旋律
■スポイトから垂れる水滴の音
■ピアノの蓋を開閉する動作
 
といった、性質の異なる「音」や「所作」を鑑賞しながら、芸術と芸術ではないものの違いについて思考を深めていきます。
鑑賞後、生徒たちは自分の考えを言語化し、順に発表しました。
「作家が芸術だとラベルを付けているなら、それは芸術だと思う」
「それを見て快いと思えるかも大切だ」
といった意見が挙がり、芸術の定義が一つではないことをそれぞれの言葉で捉えていました。

学びを「自分の身体」で確かめる

片付けの時間には、生徒たち自身がパフォーマンスの動きを真似しながら、楽しそうに再現している姿も見られました。
水滴の量のコントロールが思っていたよりも難しかったようです。
 
体験を通して「境界」を考えるという、IBらしい探究的な授業となりました。