学校ブログ

科学の甲子園ジュニア埼玉県大会(校長ブログ274)

夏に行われた、第回科学の甲子園ジュニア埼玉県大会において、本校の2年生・1年生チームが、見事4位(優秀賞)を獲得しました。おめでとうございます。2年生の大宅さん、1年生の玉村さん、山田さんに話を聞きました。

 

~~当日まで~~

事前に校内選考のテストがあって、それでバランスよくチーム編成をしたっていう感じです。学問・学年に問わず。今年度の実技試験の課題は、「瓶の中に何か物を入れて坂を転がす。一番速い瓶と一番遅い瓶の速度の差をいかに大きくするか」というものでした。科学部が活動している化学室の一部のスペースをお借りして、自分たちで話し合いながら、工夫してあれこれ実験をしました。筆記試験は、過去問などを解いて対策をしました。

 

~~当日の様子~~

 実技試験で使える材料は、当日発表されます。瓶が3つあったのですが、プラスチックのスプーンを使って瓶の中に紙粘土を詰めていました。その時、プラスチックのスプーンが折れてしまいました。パリッといって、「やべえ!」みたいな感じになって(笑)。紙粘土を詰めようとしていたのですけれど、やっぱり最終的にはそれだとあんまり速くないなってことになりました。水を瓶にいっぱい全部詰めちゃって転がすと、割と速かったんです。遅いやつは、BB弾を使ってスピードを遅くしようとしましたが、遅いどころか、止まってしまい、失格になりそうでした。3回目でようやく進みました。

 筆記試験は、科目(化学、生物、物理、地学、数学、情報)で分担して解きました。相談するような余裕はなかったです。結構難しかったです。振り子の問題が特に。知っていれば解ける問題もありました。消化酵素をひたすら選んで答える問題とか。「トリプシン」だけが分からなかったです。情報という科目は中学受験ではありませんから、問題を解くのは初めてです。事前の勉強ではちょっと苦戦したのですが、対策をやったらできるようになりました。

 

~~難しかったこと~~

使用する材料が、当日その場で渡されるので、それをどのように使うとどのような結果が出るのか、その場で考えて試してみるしかないのが、難しかったです。

 

~~学んだことなど~~

 実技試験で、いきなり課題を与えられて試行錯誤していくのは、やはり楽しいんだなって気づきました。「これを実験しなさい」と与えられるのもいいのですが、「この材料をこう使うとどうなるか」というのを検証するために材料だけ与えられて、自分たちで試行錯誤して答えを見つけていくのがやっぱり楽しいなと思いました。本とか教科書に載っている実験って、図鑑などを読んだら結果が分かってしまいます。でも科学の甲子園の現場でやることは、結果が読めなくて未知なことばかりです。BB弾を使ったらどうなるか、みたいな。初めて知ることも多くて勉強になりました。

 僕が学んだこととしては、チームワークの大切さですね。検索や作業も一緒にやりました。1人だと無理だったなと思います。皆と相談しているうちにアイデアが浮かんできました。その過程で連携する力が鍛えられました。

 

~~今後について~~

(1年生)来年も挑戦し、ぜひ全国大会に行きたいです。(2年生)高校生になったら、科学の甲子園に参加したいです。

現地にて
校長室にて

~~インタビューを終えて~~

自分たちで試行錯誤しながら準備をし、当日も話し合いながら最善を尽くす姿勢が、とても開智生らしいと思います。スプーンが折れてしまった時に、どうしたらいいか、といったようなことは、失敗やトラブルをきっかけに新しい発見をする科学者みたいです。担当の先生も、あまり手出しをせずに、失敗含めて生徒たちに任せているところも、生徒の成長につながっています。生徒たちは全国大会に行けなかったことをとても悔しがっていました。この悔しさを今後に生かしてほしいと思います。