学校ブログ

硬式野球部3回戦出場(校長ブログ188)

昨年度に続き、今年度も全国高校野球選手権埼玉大会で硬式野球部が3回戦に進出しました。硬式野球部は高等部の部活動で、一貫部の生徒も入部・活動しています。この夏の大会まで活動を続けた6年生に話を聞きました。角田君(キャプテン)・小林君・照井君・渡邊(空)君・渡邊(獅)君・佐伯君・千葉君・大熊君のみなさんです。

 

~~今年度のチームの目標は?~~

4回戦進出です。そのためには、守備力を鍛えて、ロースコアの展開に持ち込むことを意識しました。基礎的な守備練習を徹底することはもちろんですが、練習中や試合中に常に声を出して、自分たちのムード作りに気を付けました。練習時間をいかに効率的に使うか、対戦相手の情報を積極的に入手する、といった工夫も心がけました。

 

~~大会の様子を教えてください~~

1回表に先取点を得たのはよかったのですが、その後、なかなかヒットが打てなくなり、膠着状態になりました。7回裏に追いつかれたものの、9回に勝ち越すことができ、辛くも逃げ切ることができました。エラーが少なかったこと、気持ちを切らさず、プレイヤーもベンチも声を出し続けたことがよかったと思います。3回戦は、去年の新人戦でコールド負けしていた相手だったので、厳しい戦いになると予想していました。チャンスをものにすることができなくて、本番で力を発揮することの難しさを感じましたが、秋の時よりも差は縮まったと思います。

 

~~試合の印象など~~

「2回戦からの登場ということで、初戦なので、とても緊張しました。」「昨年度は依頼するのが遅くなって、吹奏楽部の方たちの応援をお願いできませんでしたが、今年度は早めにお願いしたこともあって、応援してもらうことができました。とても励みになりました。」「大熊君が声をよく声を出していて、自分も励まされました。」「今年から始まった試合終了後の勝利校の校歌斉唱に感動しました。実は、校歌を大きな声で歌う練習を開智のグラウンドでしていたので、思い切って歌うことができました。」「最初の試合は緊張したものの、負ける気はしませんでした。」「3回戦は友達が応援に来てくれて、うれしかった。今までがんばってきてよかったです。」「公式戦で初めて打席に立ちました。打てなかったけれど、とてもいい経験ができました。」「チャレンジャー精神でここまでやってきました。打てなかったけれど、多くの方への感謝の気持ちで一杯です。」

 

~~野球部の思い出~~

「いろいろトラブルもありましたが、打ち込めるものがあって、よかったです。」「練習試合でいろんな学校に行ったことが思い出です。」「高校野球を通して挨拶・礼儀作法などが身に付きました。」「人として成長できたと思います。」「上下のつながりを学ぶことができました。」「みんなと練習や遊びなどを共にすることができて、とても楽しかったです。」「新チームができた当初は楽しみすぎてキャプテンに迷惑をかけましたが、秋以降は気合が入りました。」「最後の1年間でスポーツをやる楽しさ・チームプレーの大切さを学びました。」「先輩・後輩に助けられました。いいチームだったと思います。」

 

~~野球部の後輩へメッセージをお願いします~~

「最後の1年間でいい思いをしてください。」「いい流れができている。さらに広げてほしい。」「吹奏楽部とのいい関係を続けてほしい。」「後輩にも支えてもらいました。感謝しています。」「自分たちを超えてください。」「仲間との時間を大切にしてください。僕たちの背中を見習ってください。」

キャプテン角田君の打席。
スタンドの様子。
吹奏楽部の部員も応援にかけつけました。
大きな声を出して応援しています。

2回戦終了後、校歌を歌いました。スクリーンに映し出されました。

2回戦のスコア。
校長室にて。

~~インタビューを終えて~~

多くの吹奏楽部の生徒たちが応援に駆けつけてくれて、保護者の皆様方・在校生などと合わせて大応援団になりました。こういう機会が得られたことは本当にありがたいことだと思います。また、今年から埼玉県の予選でも、甲子園のように、勝利した高校の校歌を歌うことになったので、開智の校歌を聞くことができました。これにも感動しました。既に新チームは始動しています。新チームの成長も応援していきたいと思います。