放送委員の活躍(校長ブログ246)
開智の放送委員は、学校行事や日々のお昼の放送などの場面において、一年を通して、常に活躍しています。統括の役割を26期生に引き継いだ、25期生(5年生)の放送委員(仲村さん、岡部さん、鈴木さん、宮坂さん、佐藤さん)にインタビューしました。
~~放送委員の1年間の仕事は~~
4月のステージフェスタから始まり、5月の体育祭、6月のギター部定期演奏会、8月の開智発表会オーディション、9月の開智発表会、秋には生徒会選挙の演説、そして12月のギター部卒業演奏会。2月にもステージフェスタ……。そういった行事の音響全般を受け持ちます。その合間にも日々お昼の放送があります。GoogleClassroomを使って、委員長・副委員長からいろんな仕事の指示をして、その都度皆で集まってそれぞれの役割を果たしています。
~~大変だったことは~~
行事の実行委員の方に放送委員の人材が吸収されて、その間の委員会の運営が難しくなることです。特に開智発表会は委員長以外の幹部は皆、開智発表会実行委員だったので、大変でした。各行事で放送機材を使用しますが、やはり、準備より片付けの方がつらいです。今年の体育祭は前日に雨が降ったので、準備に苦労しました。また、お昼の放送は、シフトを組んで順番に回しているのですが、急にシフトに穴が開いてしまい、急遽原稿を作って何とかしなければならなくなった時は、本当に大変でした。様々な仕事をしていくために放送委員会というチームをまとめていくこと、後輩達のスキルアップを図っていくこと、などは常に大変でした。小学校の時の、お昼の放送だけを担当するような放送委員会のイメージとはだいぶ違っているので、最初はびっくりするのでは、と思います。
~~放送委員の仕事のやりがいは~~
開智の放送委員は、アナウンスを極めるというよりは、音響を極めるという方向性です。普通の学校生活ではできないような専門的な経験ができます。自分たちの存在が様々な行事を支えているという、緊張感や強力な達成感を味わうことができます。また、バンドの皆さんに、「ありがとう」と言われると、本当にうれしいです。音響的なことはもともと好きな分野なので、好きなこと得意なことを世に広めているという部分にやりがいを感じます。お昼の放送も、慣れてくると、ここをどう話すとどう聞いてもらえるか、といったことを考えるようになり、それがとても楽しかったです。バンドと放送委員の両方を経験すると、それぞれの立場や考え方がわかって、視野が広がった気がします。
~~スキルを継承していくには~~
マニュアル的なものを整備して伝えていくことももちろん大事ですが、やはり、現場にいて直接経験して身につけていくものの方が圧倒的に多いです。低学年のうちは、コードの巻き方一つとっても、どうしてよいのか全くわからないものですが、経験を積んでいくうちに、なぜこうするのか、ということがわかってくると、楽しくなって来ます。顧問の先生からも、全体でスキルアップしていく方向をめざすように言われているので、現場での経験を増やしていくことが重要だと思います。
~~後輩へのメッセージをどうぞ~~
放送委員がいなければ、学校行事は成り立ちません。地味で目立たない仕事に見えるかもしれないけれど、「自分たちがいないと、この場は作れないんだ」という自信を持ってほしい。失敗することもあるけれど、初歩的なことから一つずつ身につけて、先輩から褒められたり、周りの人から感謝される喜びを忘れないでください。横のつながりと縦のつながりの両方を大事にして、楽しみながら活動を続けてほしいです。
~~インタビューを終えて~~
改めて、放送委員の仕事の幅の広さ・深さに心を打たれました。3学期以降は、後輩のサポートに回るそうです。委員会とそれ以外の活動を両立させるために、限られた時間を有効に管理していくこと、コミュニケーションをとりながらチームで連携しながら必要な動きをしていくこと、自分一人ではできないことも多いので、人をどう使うかということを常に考えること。このようなスキルは、社会に出た時に大いに必要とされるスキルです。放送委員として身につけたものが将来生かされる日が来ることが楽しみです。




