学校ブログ 開智中学・高等学校 > 学校生活 > 【開智お城サミット】第14回お城フィールドワーク 学校ブログ 新着一覧 お知らせ 入試情報 学校生活 部活動 校長ブログ 【開智お城サミット】第14回お城フィールドワーク 2025.07.31 有志団体「開智お城サミット」が、7月20日(日)に実施した第14回フィールドワーク(以下、FW)についてご報告します。(第13回までのFWは、学校ブログに掲載しています。)今回も、一貫部の中学1年生から3年生までの11名に加えて、前回と同じく総合部の小学生1名と保護者に、開智所沢の中学1・2年生の生徒合わせて5名、開智未来で探究のテーマに城を選びたいという高校1年生の1名と、一貫部・未来・の教員も含めて計23名の大所帯となりました。 行き先は、茨城県桜川市真壁町の、国史跡に指定されている真壁城でした。この城は、伝承では平安時代末期に築かれ、江戸時代の初めまで使われました。その間の城主は主に真壁氏(平家の流れをくむ)で、浅野氏となった後に廃城となりました。大宮駅から宇都宮線で小山駅へ、水戸線に乗り換えて、岩瀬駅を目指します。(FWに行く際は、基本的には大宮駅に集合し、それ以外はそれぞれの居住地によって途中合流となる生徒もいます。)岩瀬駅で降りた後は、市バスのヤマザクラGOに乗車して、真壁城下町で下車しました。真壁の城下町は、廃城となった後も地域の中心地として栄え、商家の人たちが建てた蔵や門などが残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。初めに真壁伝承館で真壁や城の歴史を学んだ後、城跡へ向かいました。途中、廃線となったかつての筑波鉄道筑波線の真壁駅跡も見学しました。真壁城は、土の城なので石垣などはありませんが、発掘調査をされた上で、土塁や空堀などの遺構が復元整備されており、かつての城の姿を想像することができました。 夏の晴れた日なので暑かったですが、心地よい風も吹いており、楽しく実地調査をすることができました。最近の私たちのFWにおいて生徒がはまっているのは「城攻めごっこ」です。これは、城の攻め手と守り手に分かれ、攻め手が向かっていきますが、最終的に守り手によって全滅させられるという遊びです。所沢からの初参加の生徒も含めて、みんな楽しそうに討ち取られていました。 次回のフィールドワークは11月を予定していますが、その前の9月には開智発表会があります。今回訪れた真壁城も含めて、昨年度と同様に模造紙にまとめるだけでなく、新たな企画も生徒たちは考えています。お城が好きな小学生の方はぜひ、開智発表会で私たちの教室へいらしてください。