学校ブログ

合唱コンクール2024(校長ブログ181)

6月に第25回合唱コンクールが開催されました。各クラス練習の成果を発揮し、大変盛り上がったコンクールとなりました。合唱コンクール実行委員の4年生の幹部たちに話を聞きました。委員長の中島さん、副委員長の高橋さん、稲さん、中山君の4名です。

 

~~今年の合唱コンクールでめざしていたことは?~~

「参加する人全員が楽しい思い出を持つことができるコンクールにしたいと思いました。」「私たち4年生にとっては最後の合唱コンクールです。来年度は今年以上のコンクールになるためにも、3年生の実行委員と協力して後輩たちに引き継いでいきたいと考えました。」「昨年度は久しぶりの合唱コンクールだったので、手探り状態でしたが、今年は先輩たちが築き上げたものに新しいものを付け加え、みんなから『よかった』と言われるようなコンクールにしたいと思いました。」「去年も楽しかったので、今年もいい体験ができそうだと思いました。」

 

~~大変だったことは?~~

「パンフレットの作成に関して、原稿提出依頼・回収などがギリギリで大変でした。」「実行委員とクラスのインスペクター・指揮者などが重なり、かなりハードでした。」「パンフレットの表紙のデザインを担当しました。初めてのことだったので、なかなか難しかったです。」「パンフレットの印刷が大量で、持つのが大変でした。」

 

~~うまくいったことは?~~

「進行が完璧といってもいいくらい、うまくいきました。1,2年生の実行委員がテキパキと動いてくれたことが大きかったです。責任感の強い人たちが多くて助かりました。昨年度はシフトに入っているはずの人がいないというトラブルが結構ありましたが、今年はありませんでした。去年の経験を生かして、臨機応変に皆が対応してくれたことが大きかったです。団結力が高まったクラスも多かったと思います。」

 

~~いい合唱を仕上げていく上で大切なことは?~~

「早めに曲を決め、練習を始めるのがよいと思います。あまり歌いたくないという人もいるので、どのようにして皆を巻き込むペースを作るかがポイントです。」「体育祭が盛り上がったので、『次は合唱だ』という流れをいかに作るかが大事。」「合唱はみんなでやるもの。ただ自分だけが歌うのではなく、周りの人の音をいかに聞くかが大事だと思います。」「最初に『賞を狙う』か『楽しむ』かをクラスで投票し、『賞を狙う』になりました。意識をそろえることが重要です。」「士気を上げるために、字の上手な人に、『金賞をとる!』とか『初志貫徹』といった張り紙を書いてもらいました。また、みなで模造紙で寄せ書きを作りました。」「今年はあまり歌えなかった、という思いが来年につながります。」

 

~~後輩に向けてメッセージをお願いします~~

「仲間といっしょに歌えるのは、4年間だけです。そのありがたさを感じつつ、歌う楽しさを知ってください。」「来年は26期が引っ張ることになります。悔いのないように、最後まで楽しんでください。」「一昨年度までコロナで途絶えていたものがまだ完全には復活していないのかもしれません。全盛期を超えるように盛り上げてください。」「合唱が好きではなくても、楽しむことはできます!」

第1ステージ金賞は、2年D組「手紙~拝啓十五の君へ~」
第2ステージ金賞は、4年F組「証」
第2ステージ表彰式。
校長室にて。

~~インタビューを終えて~~

実行委員が言っているように、周りの人たちの声を聴きながら自分たちのパートの声を出して、ハーモニーを創り上げていくことが、合唱を仕上げていく上で重要です。しかし、それはけっして簡単なことではありません。そのためには、朝や放課後の練習が大事になります。クラスの合唱を創り上げる際には、様々な問題が生じます。それらを皆で相談し、解決していく姿には心を打たれます。来年度以降、さらにレベルが上がっていくことを心から応援していきたいと思います。お疲れ様でした。