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ディベート部 第29回ディベート甲子園出場①【中学生】(校長ブログ182)

ディベート部が今年も全国大会出場を決めました。おめでとうございます。昨年度に引き続き、中高そろっての出場です。8月10日からの全国大会に向けて、現在の意気込みをインタビューしました。まずは中学生チームからです。永井君・松村君(3年生)、浜島さん・仲田さん・田中君・早坂君(2年生)に話を聞きました。浜島さんは、ベストディべーター賞も受賞しました。論題は、「日本は国政選挙においてインターネット投票を導入すべきである。是か非か」

 

~~春の大会から夏の予選まで~~

春の関東甲信越大会では、開成中さんに決勝で敗れ、準優勝でした。こちら側の反駁の精度がいま一つで、相手側の守りを崩せなかったのが敗因だと考えています。スピードで決勝までは上がれたという感じでしたが、夏の予選までに、時間をかけて議論の成熟度を上げようとがんばってきました。夏の関東甲信越予選では、開成中さんに勝つことができ、春の雪辱を果たすことができました。決勝では浅野中さんとあたりましたが、こちらが提示した二つの論点のうちの一つは先方にとって初めての論点だったようで、優位に進められ、優勝することができ、よかったです。

 

~~ベストディベーター賞について~~

質疑応答の際に、先方の質問に答えつつ、こちらの主張に有利になるように持って行こうとしたことが評価されたのかもしれません。うれしかったです。相手の質問に対してどう答えていくのがいいのか、皆で相談しあったことがこの結果につながったと思います。

 

~~全国大会に向けて~~

もちろん、出るからには優勝をめざしたいと思います。まだ時間があるので、夏休みの練習の間に、春から今に至るまでに出された論点を整理し、落ち着いて議論を作れるよう、準備していきたいです。質疑応答から反駁につなげられるよう、議論の主導権をいかに握れるかということに注意していきたいと思います。コミュニケーション点において、5点満点を取ることを目標にします。リモートでの練習試合も予定しています。

予選会場にて。

~~インタビューを終えて~~

開智には、初心者として入部した中学生が、全国で戦えるように育成するシステムが出来上がっていると生徒たちは言っていました。非常に心強いです。昨年もそうでしたが、直接ディベートに参加する生徒以外に、他校の状況を調査し、情報収集する役割をしている生徒もいて、チームワークを発揮できたことが、全国大会出場の最大の要因だと思います。全国大会で持てる力を最大限に発揮できるよう、期待しています。