学校ブログ

卒業生の話を聞いて考える

 本校では、色々な機会で開智を卒業した先輩の話を聞きます。教員の話とは違った刺激を受けられることも多く、生徒のモチベーションの向上につながっています。

 教育実習生の話は先日このブログで紹介しましたが、その後、6年生が、今春大学生になった先輩の受験勉強の体験談を聞く、「合格体験談」という行事がありました。志望大学別に分かれて、その大学に入学した先輩の話を聞きます。効果的な勉強法、気分転換法、スランプ脱出法など、とても参考になる話を聞くことができました。

 さらに、4年生が、既に社会人になっている卒業生の話を聞いて来年度からの文系・理系・医系の各コースの選択に生かすという、「進路を考える会」も行われました。ビジネスや医療や様々な分野の最前線で活躍している先輩の話を、食い入るように聞いている4年生の姿が印象的でした。

卒業生の話を聞く6年生。みな真剣なまなざしです。つい数ヶ月前まで受験生だった先輩の話は、とても参考になります。
4年生が保険会社に勤める卒業生の話を聞いています。少しずつ自分の将来像が見えてきた、という感想もありました。

 卒業生の話は、在校生にとって、とても刺激的で自分の未来を考える貴重なきっかけになるのですが、同時に、卒業生にとっても意義のあるもののようです。参加してくれた卒業生からは、在校生に話すことで頭を整理することができたし、新しい発見もあった、とのコメントをいただきました。卒業生がそれぞれの現場で活躍している話を聞くのは、我々教員にとってもうれしく、励みになるものです。在校生、卒業生、そして教員にとって、とても意義深い行事であったことを、うれしく思いました。