第24回さいたま市中学校駅伝競走大会(校長ブログ204)
恒例のさいたま市中学駅伝に、今年も参加しました。さいたま市内の多くの中学校が参加するビッグイベントです。陸上部を中心とする参加選手は、それぞれに自分の目標を立て、練習してきた成果を思う存分発揮し、女子は63校中24位(昨年度は21位)、男子は63校中49位(昨年度は59位)という結果を達成しました。そこで、参加メンバーにインタビューしました。女子は、藤波さん(3年生)、木舘さん・猪瀬さん<水泳部>・徳山さん(2年生)、森田さん(1年生)。男子は、大島君・堀尾君・永野君・小池君<バスケ部>、西ヶ谷君(2年生)、秦野君(1年生)です。
~~今年の駅伝に向けての目標を聞かせてください~~
【女子】「3000mを11分半で走る」「中1の時は数人に抜かされ、中2の時は抜かされなかった。今回は人を抜いて順位を上げる」「受け継いだ順位を落とさない」「駅伝は初めて。最後まで走り切る」「一人は抜く。最後まで走り切る」
【男子】「昨年の順位を超えること」「区間10位内」「順位を落とさない」「やれることをやる」「順位を上げる」「ゴールにちゃんと帰ってくる」
~~目標を達成するために練習で意識したことは?~~
【女子】「1000mのペース走を頑張る。ケガをしないよう気を付ける」「過去の駅伝では走っている時に心が折れそうになったので、練習の時から心が折れそうになってもこらえる」「ペースを一定に保つ練習をした」「練習の時も前を走る人についていくことを心がける」「初めての3000mだったので、距離をつかむためにも長い距離を走る」
【男子】「体幹を鍛える」「体重を落として体を軽くする」「この練習終えようと思った時にもう少しがんばってみる」「陸上部の人たちの練習についていく」「先輩の動きの真似をする」「駅伝で走る距離に合わせた練習をする」
~~当日の様子を教えてください~~
【女子】「1区の招集場所では、関東や埼玉の選抜のジャージを着ている人がいっぱいいて緊張しましたが、個人の目標を達成できてうれしかったです」「昨年一昨年の経験から、スタートの時のスピードを保つことを意識して走ったら、うまく走れてよかったです」「たすきを受け取る時に、先輩からがんばってと言われて気持ちが入りました。何人かに抜かされてしまったので、来年は人を抜かせるようにしたいです」「陸上の試合は初めてで緊張しましたが、周りの音が聞こえない水泳と違って、陸上は応援の声も聞こえるので、がんばろうと思って走りました」「緊張しましたが、走ってみると意外に体が軽く感じて、ペースを落とすことなく走れて、いいタイムが出せたと思います」
【男子】「前半は気持ちよかったが、後半苦しくなってしまいました」「ラストスパート苦しかったが、力を振り絞りました」「最初は緊張しましたが、だんだん慣れました。バスケの体力の使い方とは違うと感じました」「思っていた以上に応援の人がたくさんいて、元気をもらえました」「昨年よりも暖かくて、最後まで走り切れたと思います」
~~感想をどうぞ~~
【女子】「周りが1区の常連ばかりで緊張しましたが、走り始めるといい感じで走れて、順位もだんだん上がっていきました。最後に1人抜かせたことが自分的にもうれしかったです」「スピードには自信がありますが、実際に5人抜きができて、うれしかったです。最後の中学駅伝で後輩に背中を見せられるような走りができてよかったです」「駅伝に出られなかった選手たちの分もがんばろうと思って走りましたが、順位を落としてしまいました。来年こそ、万全な状態で本番に臨めるよう、練習をがんばっていきたいです」「緊張したもののいい感じで走れましたが、順位を落としてしまいました。でも、初めて走った時よりはタイムがよくなって、それはうれしかったです」「プレッシャーはありましたが、結構楽しく走れました。人を抜かすタイミングが楽しく感じるので、来年も楽しく走りたいと思います」
【男子】「区間10位という目標は達成できなかったので、くやしいです」「来年につなげられるよう、練習がんばります」「みんなが応援してくれて、がんばれました」「他の部活の行事に参加できたのは、貴重な体験でした。もっと走れたのではという思いもあります」「来年は先輩として後輩を引っ張っていきたいです」「来年は今年よりもいいタイムで走りたいです」
~~陸上部顧問の宮野先生から~~
皆いい走りができて、今後につながる経験ができたと思います。新戦力も増えてきているので、女子は来年は県大会出場、男子は来年は30位内、再来年は県大会出場、も実現可能な目標になってきています。皆でがんばりましょう。
~~インタビューを終えて~~
インタビューでは、今後の目標についても各自思いを述べてくれました。目標実現のための方法も各自で考えています。とても頼もしく思えました。陸上部でない生徒も、今回の経験を部に持ち帰って、今後に生かしてくれることと思います。今回のすばらしい経験をしっかりふりかえり、今後につなげてください。来年のさらなる活躍を応援しています。お疲れ様でした。