学校ブログ

新入生オリエンテーション(校長ブログ128)

 今年も、2年生が新入生を出迎え、開智での学校生活のスタートをサポートする「新入生オリエンテーション」が4月に実施されました。他の行事と同様、2年生に実行委員会が組織され、どのような企画をどのように実施するか、よく考え、そして、無事実施することができました。委員長の野田櫻子さん、副委員長の寺中秀哉君、トモリ航エンゾ君にインタビューをしました。

 

~~今年の新入生オリエンテーションの目標は何ですか?~~

オリエンテーションを盛り上げることによって、新入生のこれからの学校生活が楽しいものになることをめざしました。実行委員の話し合いを効率良く行う工夫もしようと考えました。

 

~~うまくいったことは?~~

各セクション(教室企画、プラザホール企画、体育館企画、しおり、など)との打ち合わせの際に、多くの意見が出て、うまく話し合えたことがよかったです。集まりに来られなかった人へのフォローもよくできたと思います。また、特にプラザホール企画が当日とても盛り上がることができました。個人的には、何よりもまず執行部になれたことが良かったです。実行委員会の委員長・副委員長は、立候補者の中から投票で選ばれます。昨年秋の磯のフィールドワーク実行委員の時は、委員長・副委員長になれなかったので、今回なれたことは素直にうれしかったです。

 

~~大変だったことは?~~

スケジュール管理が難しかったです。委員長・副委員長と各セクションの長との打ち合わせを設けてもよかったと思います。情報共有に手間取ってしまったために、スケジュールに間に合わないということも起こってしまいました。

 

~~学んだことと、これからの目す標~~

人前で話すことの重要性と難しさを痛感しました。聞き手に届くよう、言い方などいろんな工夫をしなければならないということを学びました。自分の考えを押し通すのではなく、しっかりと話し合いを行うこと、タブレットでの情報共有だけでなく、対面での打ち合わせもうまく使っていくべきであること、なども学びました。学年としての行事は、次は森のフィールドワークがあります。そこでも実行委員をやってみたいと思っています。

 

~~新入生へのメッセージをどうぞ~~

学校生活を全力で楽しんでください。わからないことがあったら、2年生にどんどん聞いてください。実行委員になると行事を運営することに関する様々な体験ができるので、とても成長します。自分の能力や役割についてあまり固定観念を持たず、自分の超えるべきハードルは自分で決めるくらいの気持ちが大事です。来年の新入生のために、皆さんもぜひ実行委員になってみてください。

オリエンテーション実行委員の幹部です。
教室企画。
2年生による探究発表。
しおり制作中。
完成したしおり。

~~インタビューを終えて~~

新型コロナに関する制約が緩和されて、いろんなことがだいぶやりやすくなってきました。自分達が1年生の時の体験を生かして、26期生らしいオリエンテーションが実施できたことは、とてもすばらしいことだと思います。2年生の思いはきっと1年生に届いたことでしょう。また、行事を運営していくことの難しさ、やりがいも感じられたことと思います。開智では生徒が主体的に行事を作っていく伝統があります。今回の経験を、今後の行事運営に生かしてほしいと思います。