中学テニス部県大会出場(校長ブログ239)
1学期のことになりますが、中学テニス部男子が2チーム、さいたま市の大会を突破して、県大会に出場しました。おめでとうございます。松原さんは、総合部の一つ下の生徒とペアを組み、尾辻さんと藤枝さんがペアを組みました。一貫部3年生の3人に話を聞きました。
~~市大会の様子~~
(松原ペア)県大会出場を目標に、ペアで話し合って戦略を立て、市大会に臨みました。順調に決勝まで勝ち進みましたが、決勝で惜しくも敗れて2位でした。悔しかったです。
(尾辻藤枝ペア)このペアが結成されてそれほど時間がたっておらず、苦戦するだろうと思っていましたが、何とか勝ちあがれました。準々決勝で松原ペアと対戦し、負けてしまいましたが、最終的に5位となって、県大会出場の枠(6位以内)に入ることができました。
~~県大会に向けて~~
(松原ペア)2人とも、別々ではありますが、スクールに所属しており、中体連ではない大会にペアで出場したりして、実戦経験を積みました。
(尾辻藤枝ペア)テニス部の他の選手たちと試合形式の練習をして、経験値を上げる工夫をしました。
~~県大会の様子~~
(松原ペア)準々決勝まで勝ち進みました。接戦となり、マッチポイントとなった場面もありましたが、あと一歩届かず、最終的に5位となりました。3チームが関東大会進出となるのですが、それに届かず、くやしい思いをしました。
(尾辻藤枝ペア)残念ながら1回戦で負けてしまいました。県大会は、いつもの大会とは場所も雰囲気も全然異なり、とても緊張しました。力を出し切れなかったという思いがあるのが、とてもくやしいです。
~~どういうテニスをめざしていきたいか~~
常に平常心を持つこと。緊張して弱気になったり、勝つことを意識し過ぎて無駄に力が入ったりしないようにしたいです。試合中に想定外のアクシデントが起こったとしても、動揺せずに最後までやり切れる強さを持ちたいです。そのために、試合中に意識して上を向いたり、笑顔を作ったりして、リラックスする方法をさらに身につけようと思っています。
~~今後について~~
「高校ではライバルが増え、レベルも上がるため、まずは目の前の練習に集中する。高校1年生から結果を出すのは厳しくとも、2年生時には県大会に出場することを目標に、これから頑張って鍛えていきたいです。」「高校は中学と比べて人数が増え、県大会に行ける枠が小さくなります。そうした状況でも、粘り強く練習を積み重ねていきたいです。」「埼玉県内のトップレベルの強豪校とも渡り合えるよう、さらに強くなりたいです。南部は特に強い高校が集まる地区なので、県大会に出られる選手はやはりかっこいいと感じています。」
~~インタビューを終えて~~
いかにメンタルを整えて力を出し切るかということについて、それぞれが真剣に考え、練習を工夫していることに心を打たれました。彼らが言う通り、埼玉県の南部地区のレベルはきわめて高く、勝ち進むことは容易なことではありません。高い目標を掲げ、努力している生徒達の姿勢は大変すばらしいものがあると思います。高校受験のためにテニスを中断することなく、続けて練習ができるという、中高一貫校の強みを生かしてほしいと思っています。今回も設備改善に関する要望をもらいました。どう支援していくか、考えていきたいと思います。




