学校ブログ

第28回体育祭②(校長ブログ180)

 前回に引き続き、体育祭についてお送りします。今回は、応援団長です。赤組:杜 映伯君白組:十文字 一功君青組:吉岡 佑基君緑組:今村 洸太君の4人です。

~~応援団長としてめざしたいと思ったことを教えてください~~

:5年生にとっては最後、1年生にとっては最初の体育祭。

  皆が楽しめるように。団長として憧れの気持ちを持ってもらいたい。

:みんなが楽しめる体育祭。同じく、憧れの対象になりたい。

:競技している生徒も見ている生徒も応援団もグラウンド全体で楽しめる体育祭にしたい。

:1年生に特に楽しんでもらい、心に残る体育祭にしたい。名前を覚えてもらう。

~~うまくいったことは?~~

「団長の応援動画がおもしろいものになるよう工夫しました。動画に関して後輩たちからよく声を掛けられました。」「当日やろうと思っていたことは、全部やりきれました。」「スケジュールの関係で近年ずっと部活動リレーができなかったので、今回、それがやれたことはとてもよかったです。」「競技中、座って応援している人が多かったのは、とてもよかったと思います。」「来年応援団長になりたい、なるにはどうしたらいいですか、と聞かれたということは、団長としてのいいイメージが作れたということだと思います。」「多くの人と知り合うことができました。後輩から『勉強教えてください』と声を掛けられます。」

~~大変だったことは?~~

「応援練習で教室の使用許可が取れていないことがあり、先生にとても怒られました。反省して、それ以降は繰り返さないようにしました。使用後もきちんと片づけるように心がけました。」「団長になったものの、今まであまり接点がなかった生徒が幹部に多く、最初はコミュニケーションに苦労しました。とにかく何でもいいから声をかけて関係をつくることに気を配りました。」「装飾のインクを大量にこぼしてしまった時は相当焦りました。必死に掃除した結果、何とかきれいにすることができました。『活動停止』という言葉が頭をかすめ、冷や汗が出ました。」「日焼けが・・・」

~~応援団長の経験で今後に生きそうなことは?~~

「直前期の超多忙な毎日の中で時間の効率的な使い方が身につきました。リーダーシップも今後に生きると思います。」「知らない人とどう話すか、どう親しみを感じてもらうか、というスキルが身につきました。」「総合部と一貫部、先端と一貫といったような意識が完全に取っ払われました。」「視野が広がったと思います。今までは自分が好きなことしか見ていませんでしたが、今は物事を広く見渡せるようになったと思います。」「度胸がつきました。」

~~そもそも、応援とは?~~

「運動神経的にはありえないはずの力を生み出すもの。」「グループを一つに団結させるもの。」「競技をしている人と応援している人がいっしょに戦うように導くもの。」「みんなの心が一つになるはたらき。」

~~後輩へメッセージをお願いします~~

:あきらめないことの大切さ。

  体育祭をきっかけに人脈を広げてほしい。

:下げる頭を持て。悪いと思ったら謝る。

:常に笑顔で楽しんで。

:1~5年を巻き込んで、今年以上の体育祭を作ってください。

応援パフォーマンス。盛り上がりました。
選手宣誓の様子。
白組が優勝しました。
校長室にて。

~~インタビューを終えて~~

2回にわたり、中心となって体育祭を創造してくれた生徒たちの話をお届けしました。皆、どうしたら生徒全員が楽しめる体育祭を創造できるかについて、真剣に考え、実行していたこと、そして、その過程で様々な困難に直面したものの、知恵や勇気を振り絞って解決につなげていたことに、改めて感銘を受けました。体育祭に関わったすべての生徒にとって、達成感を味わうことができた体育祭だったと思います。ずっと忘れられない思い出になることでしょう。開智には生徒たちが学校生活を創り上げていくために、対話を繰り返し、協力していく文化が根付いています。今年の成果をぜひ来年以降につなげてほしいと思います。お疲れ様でした。