学校ブログ

体育祭2023①(校長ブログ131)

今年度の体育祭は、雨天により1日順延となったものの、無事終了しました。今回から保護者の皆様方の参観も復活し、大変盛り上がった、楽しい体育祭でした。2回にわたり体育祭を特集したいと思います。第1回は、体育祭実行委員長の松尾香澄さん(5年生)、副委員長の吹上碧依さん(5年生)、中山由菜さん(4年生)へのインタビューです。

 

~~どういう体育祭を目指していましたか~~

実行委員としてのコンセプトは、「繋ぐ、進む、叶える」でした。生徒・応援団・実行委員をつなぎ、さらに体育祭を進化させたいと思いました。結果として、生徒一人一人の思いをかなえられたらいいと考えました。生徒全体に関わるスローガンは、「百花繚乱」でした。これは、運動が得意な人にとっても、苦手な人にとっても、生徒全員が、花が咲き乱れるように輝けるような体育祭にしたいと思って、準備を続けてきました。

 

~~気をつけていたことは~~

準備にしても、当日の運営にしても、遅れないように気をつけました。応援団の募集は2学期のうちに行い、3月までの間に競技の規則や、競技内容の説明動画を作りました。例年、4月当初がバタバタしてしまうので、その前に早め早めに動くのがよいだろうと考えました。

 

~~うまくいったこと~~

全体的に雰囲気がとてもよく、皆が楽しめる体育祭になったことです。応援団の人たちが運営にとても協力してくれて、助かりました。担当者間のコミュニケーションがとてもうまくいったと思います。また、今年度は予行と事前準備を前日に統合したのですが、集中して準備に取り組むことができ、当日へ向けてモチベーションを上げる、とてもよい工夫だったと思います。4年ぶりに騎馬戦を復活させました。選択種目としたので、参加した人の騎馬戦への思い入れがとても高く、大いに盛り上がりました。全体的にけが人がきわめて少なく、安全な体育祭だったと思います。大勢の保護者の方々に見てもらえて、やりがいを感じました。

 

~~大変だったこと~~

やはり、学校全体を動かすのは大変なことでした。生徒だけでなく、先生たちにも情報伝達をきちんとするのが大事なので、そこが大変でした。当日の進行が遅れないように、事前にいろんな手を打っていたのですが、残念ながら、最後の種目の部活動対抗リレーができなかったのが、心残りです。

 

~~後輩達に向けて~~

低学年から高学年まで巻き込んだ、楽しい体育祭を創り上げてください。部活動対抗リレーを来年こそ実施してほしいです。興味がある人は、ぜひ体育祭実行委員に入ってください。

 

~~来年に向けて~~

今年のよかった点は引き継ぎつつ、自分たちには見えなかった視点からの意見を採り入れて、今年の体育祭をさらに超えられるよう、がんばりたいです。24期生(4年生)は、体育祭だけでなく、開智発表会をどうするかも含めて、すでに行動を開始しています。みんなで議論をしながら、よりよい学校行事の実現をめざして活動していきたいと思います。

 
企画内容を管理職にプレゼンテーションしました。
スローガン「百花繚乱」建築中。
引き分けにより、大将同士の一騎打ちになりました。
委員長の挨拶。
校長室にて。

~~インタビューを終えて~~

先を見据えて、早め早めに動くことが、大きな行事を運営していく上で、とても大切なポイントだということをよく熟知していて、大変たのもしいと感じました。これまでの知識と経験をもとに、行事を動かしていく要点を習得できていたこと自体とてもすばらしいですが、そのノウハウを実際に実行に移す勇気を持っていたことは、一層賞賛に値することであると思います。4年生たちは既に来年に向けて始動しています。今年完全復活した体育祭が、今後、どう進化していくか、とても楽しみです。次回は、応援団長たちへのインタビューをご紹介します。