学校ブログ

探究発表会+「つながり」(校長ブログ167)

 2月6,7日の2日間で、1~4年生の探究発表会が行われました。今年から、4学年が同一日程で行う以前の形に戻りました。これを機に、探究テーマ室が中心となって、新しい試みにチャレンジしました。個人の探究発表はいろいろな形式でもちろん行いますが、それ以外に、5年生の代表発表を聞くこと、一つ上の学年のフィールドワーク(2年森、3年関西、5年英国)の取り組みについて先輩から教わること、探究発表会実行委員を組織して、生徒の主体的な活動を促したこと、そして、開智学園グループの開智未来高等学校、開智望中等教育学校の代表生徒による探究発表を聞く、という新しい取り組みを行いました。

 今回の探究発表会は、いつも以上に「つながり」を感じた発表会でした。1つ上の先輩の発表を聞いて刺激を得ること、一つ下の後輩の発表に対して、先輩としての経験をふまえてアドバイスすること、など、先輩後輩のつながりを感じる機会が多くありました。また、開智学園グループ校の生徒たちの発表に触れるという機会は初めてのことで、新鮮な刺激を受けられると同時に、開智グループのつながりを感じることができました。

 探究テーマ室長の久保先生から、「探究の深さは自分自身と向き合う深さで決まると思います。何を面白いと思うのか、将来どうなりたいのか、生徒それぞれの世界の深まりが存分に発揮された発表会でした。発表を互いに聞きあって新たな世界に触れ、学ぶことの楽しさを経験しました。先輩への憧れから将来の自分の姿を思い描いた人も少なくなかったでしょう。この発表会を出発点として、さらに外へ、未来へ羽ばたいていくことを期待しています。」という言葉をいただきました。

 開智にとって、探究は開校以来ずっと続けてきた重要な活動です。今後も試行錯誤しながら、よりよい探究をめざして活動していきたいと考えています。

様々な形式で、探究の発表を行いました。プラザホールで大勢の生徒の前で代表発表する形式。
教室でプロジェクターを使用して発表する形式。
1つ上の先輩に対し、自分の探究テーマを発表し、アドバイスを受ける形式。
ギャラリーウォークという形式。
開智未来や開智望の方々にプレゼンテーションをお願いしました。