書道の表彰(校長ブログ249)
4年生の𠮷川さんが、「第20回埼玉県書作家連盟展」において、「さいたま市長賞」を受賞しました。おめでとうございます。𠮷川さんは、2年前にも同じ展覧会で「埼玉県議会議長賞」を受賞しています(校長ブログ163)。改めて話を聞いてみました。
~~出展作品について~~
高校生になると一般の出展者と同じ扱いになります。書道教室の先生から、難しい課題じゃないと、会場で他の作品と並べられた時に負けてしまう、ちょっとチャレンジしてみよう、と持ってきてくださったのが、今回の題材でした。
~~難しかった点など~~
今まで1行、多くても2行しか書いたことがありませんでしたが、今回は3行。書いてるうちにどんどん列が曲がっていったり、2列目が左に寄ったりしてしまって……。手元で書いている時は本当に難しいなと思っていました。先生が、『よく書けてるじゃない』と言ってくださり、自分でも、後から客観的に見てみると『意外と形になっているな』と感じることができました。
今回挑んだのは行書でしたが、行書と言っても、崩し方は人によって違います。どこをどう崩すのかは、そのお手本によって変わってきます。今回のお手本は、私が今まで書き慣れてきた行書とはちょっと違う感じでした。書き方も、これまでは大きな紙に大筆で、結構力強く書くことを意識していたのですが、今回は細かな線など、繊細な部分に気をつけて書きました。最初は繋がっている部分に少し違和感がありましたが、最終的には自然な風に書けました。飾り終わった時も、文字の位置が綺麗に真ん中に収まっていて、良かったなと思っています。
~~書道の面白さとは~~
新しい書体を次々に知っていけるのが面白いです。中学生までは楷書がメインでしたが、最近は行書を書いたり、今回のような小さな文字を書いたりしています。書いている時は本当に大変なんですが、書き終わって、綺麗にまとまった作品を目の前にした時の達成感は、何物にも代えがたいものがあります。
練習の途中で、漢字を間違えてしまったことがありました。そうなるとやり直しです。ある程度まで書いてきて、『よし、この調子で行くぞ』と思っている時に間違えると、本当に絶望します。集中力をいかに持続させるか。間違えたら全部やり直しというプレッシャーの中で、最後の一文字まで書き切る。それが一番難しく、面白いところかもしれません。
~~今後について~~
「かな」の世界に魅力を感じ始めています。かな文字は、漢字に比べるとごまかしが効かないというか、書く人のセンスがそのまま出てしまう気がします。それが逆に面白いし、いつか自分でも綺麗な紙に書いて、部屋に飾れるようになれたらいいなと思っています。
学校では水泳部に所属しています。部活動と書道を自分なりに両立して頑張っています。水泳部では最上級生になり、練習や、開智発表会でのかき氷企画などで、皆と協力して部を引っ張っていきたいです。
~~インタビューを終えて~~
奥の深い書道の世界に大きな関心を持っていて、大変感銘を受けました。創造的な活動に取り組むことは、苦労も多い一方、達成感も大きいと思います。部活動や学習と、書道を両立させることには困難もありますが、これからも精進を続けてほしいと思います。




