学校ブログ

陸上部県大会出場(校長ブログ267)

 陸上部の中学生が、学校総合大会埼玉県大会に出場し、すばらしい成績を残しました。特に男子100m×4リレーでは、県大会4位となり、あと一歩で全国大会出場という、とても惜しい結果となりました。この結果は、今後に必ずつながります。目標に関する考え方などについて、秦野さん、松平さん、荒井さん、堀さん、三村さん、長田さん、菅野さん、舟木さん(3年生)、片山さん(1年生)に話を聞きました。

 

【種目】

男子100m、200m、400m、800m、110mハードル、100m×4リレー、女子100m、800m

 

~~目標をどのように立てますか?~~

「現時点での自分を超えるというのを目標の立て方としてやっています。プラスして気持ち的な部分を足して目標を作るみたいな感じで僕はやっています。」

「まず大きい目標を。全国に行きたかったから11秒05を切るというのが今年の大きな目標で、それをさらに細分化していって、各試合ごとにここまで行けばいいというのを大体決めて走っています。」

「僕は目標タイムを設定するのと、試合でのフォームなどの改善点を次の試合で生かす、というのを目標にしながらやっています。」

「僕はまず、高校卒業するまでに達成したい大きな目標を立てておいて、それに近づくように細かい目標を立てていくという感じでやっています。」

「僕は今年いろんな種目を転々としているので、数字を求めるんじゃなくて、まずは感覚を掴むところかなと思っています。100m以外の試合では前の試合よりもいい感覚、完成に近づいていけるようにということを目標にしてやっていて、100mに関しては今まで通り、今年も最初だったら11秒台で走る、今だったら11秒前半で走るという大雑把な目標を立てて、練習でちょっとずつそれに近づいていけるように頑張っています。」

「僕は400mを本業にしたのは昨秋の新人戦からで、まだ1年も経っていないので、とにかくベストを出そうと。自分なら頑張れば出せると思って、とにかくどんどんタイムを上げられるようにやっていこうという感じの目標です。」

「僕は今、自分が出したいタイムよりちょっと上のところを目指しているんですけど、例えば今回の全国大会の参加標準記録の22秒50という目標があって、『22秒50を出す』と思ってやるんじゃなくて、22秒50を出したいなら22秒40くらいを出すような気持ちでやらないと。大会ではやはり緊張もあってベストパフォーマンスが出るとは限らないので、余裕を持って取り組むことを意識しています。」

「自己ベストを更新するのも目標ですし、誰かに勝つというのも目標です。タイムだけではなくて、気持ち的にも一番苦しいところで耐えられるように、ということも意識しています。」

「私は陸上を最近始めたばかりなので、自分で目標を作ることはあまりないです。先生が『13秒を切れるといいね』みたいに言ってくれるのでそれを目標にしたり、先輩たちから『母指球から着地できるようにするといいね』と言われるので、それを目標にしています。」

 

~~目標を達成するには何が大切ですか?~~

「練習の意識と、仲間と高め合っていく姿勢、それが大切なのではと思います。」

「細分化した目標を、記録会や本番ではない試合で「ここができたからタイムが上がった」とか「ここができなかったから逆にタイムが落ちちゃった」などをちゃんと研究して、穴を埋めていくように練習しています。」

「毎回自分がしたい走りを思い浮かべながら練習することです。」

「僕は自己分析が大事だと思っていて、走る姿の動画を撮って『ここがダメだな』とか『もっとこうしたらいいな』ということを見つけて、それに合った練習をしていくのが大事だなと思っています。」

「陸上に対するやる気や姿勢が一番大事で、やる気がないのに走ってもベストは出ません。特に競技場で走る時には常にやる気を出して走るようにする、ということを自分でも意識してやっています。」

「400mってラストの100mが勝負なんですけど、練習ももちろん大事だし、やらないとタイムが出ないのはもちろんなんですけど、結局は根性なのかなと。全力を出してゴールすればタイムも出ますし、ひよっていたらダメだと思うので、とにかく根性を鍛えることが大事です。」

「今回の学総は、がっつり2週間くらいかけてコンディショニングしたんです。そうしたら、今までの公式戦と比べて調子がかなりよくなりました。不安で焦って走り込みすぎてしまったり、『周りが速いから僕は4組中4位でしか走れないんだ』『持ちタイム4位だから4着だったらまだセーフかな』みたいなモチベーションだったりすると、うまくいきません。だから、どんなに格上の相手でも、ついていく、とか、抜かす、と思って走るとベストが更新できると思います。」

「練習の時も負けないという気持ちで走って、実際のレースの時も苦しくても頑張るということを意識しています。」

「色々な練習の中で自分に合っている練習をやったり、自主練をしたり、ストレッチをしたりすることが大事だと思います。」

 

~~レベルの高い他校の選手から学べること~~

「強い選手って、動画を見てみると、ちゃんと押さえていないといけないポイントを押さえています。そこがタイムが出るかどうかに繋がっているんだと思います。」

「ハードルを飛び越えた後から次のハードルまでの姿勢が崩れていないことです。着地しても、次に走るにしても、踏み込むにしても、体がまったくぶれていない。言葉で表すなら『ハードルは跳ぶものじゃなくて超えるもの』かな。」

「強い人を見ているとラストが速いんですよ。だから、いくら前半でぶっ飛ばしても、ラストで減速してしまうと、そこそこのタイムは出るかもしれないけれど、大会では勝てない。最初に速いのももちろん大事なのだけれど、後半でバテない人が400mでは強いと思います。」

「パッと見で身長とか先天的なものを持っている人もいるんですけど、日頃のすごい練習量から来る、えげつない自信みたいなのが見えてきます。そういう人って、上位大会に行ってもあんまり緊張していないというか、上位層ならではのコミュニティがあるので、余裕を持ってみんなで話していたりします。」

「周りの強い人たちを見ていると、やっぱりチーム力というか……学校の強さというのが仲間と合わさって、そういうオーラを醸し出している感じがしました。」

 

~~顧問の宮野先生から、リレーについて~~

入学当時は全国中学校体育大会(全中)を狙えるレベルになるとは予想していませんでしたが、メンバーたちの非常に高い意識が揃い急成長しました。メンバー選考は単なる個人の走力タイムだけでなく、走者同士の相性や足音レベルの細かいバトンパスの精度まで何度も話し合って決めました。県大会では、予選から約0.6秒短縮する「42秒99」の好記録をマーク。上位3チームに届かず負けた瞬間は悔しかったですが、全中のレベルの高さを実感するとともに「やってきたことは間違っていなかった」「全国で戦える」と手応えを得られました。大会直前に10日間のテスト期間が重なってしまいましたが、各自が自主的に学習とコンディショニングを両立させることができました。高い思考力と綿密なコミュニケーションによる成果であり、「開智でしかできなかった取り組み」と評価しています。中3の残り半年以上を高校過程の学習と陸上の練習準備に充てられる点が中高一貫校の最大の強みです。今回の経験を糧に、高校1年目から上位大会での活躍を目指します。

校長室にて

~~インタビューを終えて~~

多くの生徒が県大会に進めたことは、とてもすばらしいことだと思います。特にリレーは、今年の全国中学校体育大会での記録を見ると、全中に出ていたとしても、上位に食い込めるタイムを出していました。日ごろの練習の成果です。目標を立て、その実現のための課題を一つ一つクリアしていく姿勢は、いろんな場面で生きます。これからの活動も引き続き応援したいと思います。