学校ブログ

あきらめない

数々の困難に見舞われながら、それにめげることなく、実行委員・応援団を中心に生徒が団結して、体育祭を行うことができました。 

 当初5月に実施予定だった体育祭は、休校期間中だったので当然実施できませんでした。そこで実行委員は、午前午後入れ替え制導入による競技者数の縮小、競技種目の厳選等のコロナ対策を施した上で10月に実施することを提案し、学校の了承を得ました。ところが、その日は無情にも雨。難しい調整をした上で選んだ日程だけに、他の日にそのまま移すということはできませんでした。それでも実行委員・応援団たちはあきらめず、実施案を練り直して再度学校と交渉。半日で2つのグラウンド同時進行という形で、3密対策をとりつつ、他の予定にも大きく影響を与えないやり方で実施することになりました。感染防止のため騎馬戦や棒倒しなど身体接触の多い種目は実施しない、応援パフォーマンスも実施しない、という例年とはかなり異なる内容となりましたが、実施することにこそ意義があるというのが、彼らの考えでした。

管理職に力強くプレゼンを行う実行委員長。
実行委員が現場で情報をタイムリーに交換しながら体育祭を進めていきます。他の委員会も体育祭を支えました。
応援団は、応援のみならず、競技の進行においても、大活躍しました。

生徒たち、特に最後の体育祭にかける5年生の思いは、実行委員長や応援団をはじめとして5年生皆の言葉や行動に現れていましたし、閉会式で先輩たちの話を聞く後輩たちのまなざしを見れば、4年生以下の生徒たちにも5年生の思いが伝わったということはよくわかります。来年度につながる大変意義深い体育祭だったと思います。