学校ブログ

クイズ全国大会AQL2022(校長ブログ126)

 有志団体開智クイズ研究会が全国大会への出場を決めたことは、以前の本ブログ(校長ブログ112)でお知らせしましたが、3月に行われた全国大会で、ベスト8となり、出場前に決めた目標を見事達成しました。改めて話を聞きました。

 

~~予選リーグの様子は?~~

出場20チームがA~Dの4つのリーグに分かれ、リーグごとに5チーム総当たりの予選が行われます。上位2チームが決勝トーナメントに進出することができます。結果的に3勝1敗で予選を1位で通過することができました。試合の前半戦は慎重に進め、後半戦のチャンスに一気に勝負に出るという作戦が奏功しました。うちは初心者のチームという自覚があるので、むやみやたらと勝負には出ず、手堅く取れる問題をしっかり取るというふうに考えました。1試合目に強豪校に当たり、勝利したことが2試合目の油断につながり、負けてしまったので、3,4試合目は自分達らしい試合運びに徹し、その結果として、予選を突破することができました。

 

~~決勝トーナメント~~

準々決勝で、強豪東大寺学園さんと対戦しました。最初から相手のペースとなり、3枠がリーチ(1枠は2人からなり、1チームは全部で5枠。4枠のどれが正解しても、そのチームの勝利という状態)となり、絶体絶命のピンチとなりました。しかし、ここから粘って開智チームが巻き返し、開智チームも3枠がリーチの状況となりました。そして、最後の問題。

 

新聞や雑誌などの掲載を経ずに

 

と読まれた時点で先方がボタンを押し、「書き下ろし」と正解して試合終了となり、ベスト8が確定しました。こちらの実力や戦法から言って、あの時点でボタンを押すことはできなかったので、結論としては実力差があったということは、認めざるを得ません。くやしいですが。決勝戦の「灘中高vs浦和高校」の試合は動画で見て、両校とも自分達よりも実力は上だなということをはっきりと痛感しました(浦和高校さんとは予選で対戦してはいるのですが・・・)。

 

~~今後の課題・目標~~

今回の大会で5年生の先輩たちは引退となるので、今後、新しい会員を入れて後輩を育成していくことが課題です。そして、新チームで「夏のセンバツAQL」で上位に進むことが次の目標です。今回の大会でも、ボタンを押すべきタイミングで押せないことも多くありました。まだまだ修行が必要なので、精進していきたいです。

全国大会当日の様子。

~~インタビューを終えて~~

いわゆる強豪校のような選手層の厚さというものはないのかもしれませんが、自分達の実力をよく自覚し、実力に合った戦法とチームワークを生かして戦っているということがよくわかりました。準々決勝の最後の問題も、クイズに熟練していくと、あのタイミングでボタンを押し、そして正答にたどり着くことができるようになるそうです。クイズは奥が深いということも改めて感じました。まずは目標達成おめでとうございます。