学校ブログ

日本生物学オリンピック2021敢闘賞受賞(外へ、未来へ⑤)

6年生の髙橋七海さんが、日本生物学オリンピック2021の予選を突破して本戦に進出し、敢闘賞を受賞しました。おめでとうございます。またまたさっそく、インタビューしました。

~~参加したきっかけは?

 5年生から始まった放課後特別講座の生物の時間の中で、日本生物学オリンピックの過去問を解いてきたのですが、担当の先生から、「実際に受験してみたら」とアドバイスを受け、7月に受験することとしました。

~~予選の結果は?

 ずっと特別講座で過去問を解いてきたので、特別な準備はしませんでした。自己採点結果が合格ラインギリギリだったので、また、7月末に連絡があると聞いていたのに来なかったので、ダメかな・・・と思っていました。本選進出の連絡があった時は、とてもうれしかったです。

~~本選の結果は?

 予選はマークシート問題だけだったのが、本選では、マークシート問題に加えて、実験動画を見た上で考察を行う形式の問題が出ました。実はマークシート問題の方ががとても難しかったのですが、考察問題は意外にできました。5年、6年と授業や特別講座で生物に関する色んなことを考える習慣がついていたので、それが役立ったのかもしれません。

~~全体の感想をどうぞ

 参加するかどうか迷ったけれど、出てよかったです。予選・本選ともにオンラインだったので、リアルで他の参加者と交流することはできなかったのですが、参加者とLINEで色々な情報を交換する機会があったので、刺激を受けることができました。世の中には、本当に生物が大好きな人がいるんだなあ、ということが驚きでした。未分化状態から分化した細胞をホルモンを使って未分化状態に戻すことに一生懸命な方がいて、新鮮な驚きを感じました。

賞状を持って、記念撮影しました。

結果ももちろん、参加した仲間から大きな刺激を受けられたことは、とてもすばらしいことだと思います。髙橋さんは、大学では薬学部に進んで、免疫学を応用した創薬に取り組み、感染症対策に関わりたいという志望を持っているそうです。今回の経験は、将来きっと生きることと思います。改めておめでとうございます!