学校ブログ

合唱コンクール2023(校長ブログ135)

 コロナ禍で途絶えていた合唱コンクールが、先月、4年ぶりに再開され、盛況の内に終了しました。期末試験が終わったところで、この行事を引っ張ってくれた合唱コンクール実行委員の委員長の岸本さん、副委員長の飯田さん、佐々君、冨田さんたち、4年生にインタビューしました。

 

~~実行委員になった理由は?~~

純粋に「おもしろそう」と思いました。3年生の時に、音楽の時間で合唱を行い、クラスごとに動画を撮って、皆で鑑賞するという経験をしたので、合唱に対する興味がありました。4年ぶりに復活すると聞いて、何か新しいことができるかもと思って、実行委員になりました。

 

~~今年の合唱コンクールの目標は?~~

3年間途切れていたので、誰一人経験者のいない状況での合唱コンクールでした。逆に言うと、前例に縛られない、自由な発想で合唱コンクールができるのではと考えました。以前の流れと新しい発想を融合して、皆が楽しめる合唱コンクールにしたいと考えました。

 

~~大変だったことは?~~

経験のないことだけに、当日、舞台裏で予想外のことがたくさん起こりました。合唱の順番通りに移動指示を出すのですが、やってみて実は大変な役割だということに気がつきました。また、退場時に進路を間違えるなど、意外なハプニングがたくさんありました。(岸本さん)委員長挨拶はとても緊張しました。

 

~~うまくいったことは?~~

3年間ほとんど使わなかったキーボードの貸し出しがとてもスムーズに行きました。当日、時間通りに進められたことも良かったです。午後の部では、開会式の段階から盛り上がっていました。佐々君のキャラクターのおかげもあったかと思います。みんなが楽しめた合唱コンクールだったと思います。

 

~~実行委員をして学んだこと~~

実行委員がそれぞれに自分の役割をしっかり行うことと、想定外のことには臨機応変に仲間で協力して対処することの重要性を学びました。お互いのコミュニケーションをよくすること、伝えるべきことはしっかりと伝え、「わかっているだろう」と決めつけるのではなく、伝わったかどうかも丁寧に確認することが大切です。

 

~~後輩達へ~~

来年は、場所(春日部市民文化会館→さいたま市文化センター)も、時間(午前午後の入れ替え制→1~4年全体で行う)も、また変わります。今年の経験も生かしつつ、また新しい合唱コンクールを一から作るつもりでがんばってください。皆が楽しめる合唱コンクールを全力で作ってください。応援しています。

合唱コンクール実行委員が組織され、管理職に対して実施内容のプレゼンを行いました。
実行委員長の挨拶
校長室にて。♪のポーズ。
金賞となった4年A組「言葉にすれば」。

~~インタビューを終えて~~

体育祭や開智発表会は5年生が中心となって行事を引っ張って行きますが、合唱コンクールの場合は、4年生が引っ張ります。まったく経験のない合唱コンクールを、立派に牽引してくれたと思います。合唱自体のクォリティも非常に高いものがありました。経験のないことでも、仲間と協力して何かを成し遂げる力が、開智生には備わっていると改めて感じました。開智の合唱コンクールの新しい第一歩が踏み出せたと思います。お疲れ様でした。