FDコースでは、いろいろな体験の中から、将来の進路を見つけていく取り組みをしています。学校ブログでもご紹介した通り、この夏、3年生のFDコースでは、将来の進路の志望を考えるきっかけを得るために、様々な職場を訪問して、社会人の方々にお話を聞く企画を行いました。その中から6人の生徒（岡田大河君、中村倫太郎君、水政文杜君、伊澤謙人君、白神夏香さん、草＜したがき＞ゆきほさん）に話を聞きました。

【6人が訪問した企業・官庁様（五十音順。以下敬称略）】

株式会社時事通信社

株式会社電通マクロミルインサイト　

株式会社日立システムズエンジニアリングサービス　

株式会社ボーダレス・ジャパン

株式会社三菱UFJ銀行　

文部科学省

ヤマト運輸株式会社　　　

～～訪問先を選んだ理由～～

マーケティングという言葉がかっこいいと感じ、おもしろそうだと思ったから。（電通）

横浜のランドマークタワーにオフィスがあると知り、興味を持ったから。社会の基盤を支える会社に興味があったから。（日立）

銀行というと、お金の貸し借りというイメージがあったが、それ以外の業務もたくさんあると聞き、興味を持ったから。半沢直樹のドラマ以来、銀行に関心があったから。（三菱UFJ）

企業が社会問題を解決するということに興味があったから。ベンチャー企業について知りたいと思ったから。（ボーダレス・ジャパン）

日本最大の流通のハブと言われている会社を見てみたいと思ったから。（ヤマト）

ネット等で社名は知っていたが、実際に見る機会がなかったので。（時事通信）

将来の進路志望は未定なので、まず身近な教育というテーマを考えてみたいと思ったから。（文部科学省）

～～学んだこと、感想など～～

マーケティングの手法である、インタビューやアンケートなどの詳細を教えてもらい、とてもおもしろかった。自分の探究テーマを進めて行く上で、参考になった。ガラス張りのオフィスはとてもきれいで、社員さん同士のコミュニケーションがしやすそうな雰囲気だった。（電通）システムエンジニアというと、一人で黙々と作業をするというイメージがあったが、チームで議論しながらプロジェクトを進めていく感じが、とても楽しそうだった。社会の基盤を支える仕事にますます興味が深まった。（日立）人生の様々な場面でお金に関するアドバイスをする仕事は、とても人の役に立てる仕事だと思った。大きなお金を動かすダイナミックな仕事にあこがれの気持ちを抱いた。実際に1億円の札束を見せてもらって、感動した。（三菱UFJ）バングラデシュから革製品を輸入し、国内で販売するベンチャー企業と、キャリアサポートのベンチャー企業の方から話を聞いた。社会問題を解決しつつ、ビジネスとして収益をあげていることに、とても興味を持った。短期の取引で終わらせず顧客と長いつきあいをしようという姿勢に、社会に貢献しようという強い意志を感じた。（ボーダレス・ジャパン）運ぶだけでなく、手術器具の洗浄作業とか家電の修理など付加価値を付ける業務もしていることは驚きだった。コンベアで品物が自動でどんどん運ばれてくる光景に驚いた。（ヤマト）迅速にニュースを作り、発信する仕組みがよくわかった。ここまで見せていいの？というくらいに職場の隅々まで見せていただき、感動した。（時事通信）公務員は固いイメージがあったが、そんなことはなく、楽しそうに仕事をしていた。学生時代にいろんなチャレンジをしたことが役に立っているという話を聞き、参考になった。（文部科学省）

～～どういう仕事に興味関心がありますか？～～

「大きな仕事をしたい。」「人とコミュニケーションをしていく仕事。」「国際系か、社会問題を解決していく仕事。」「スポーツカメラマン」「いろんな体験をして将来の仕事を見つけたい。」「クライアントと親密なコミュニケーションを取るような仕事。」

～～今、力を入れていること～～

「英語」「行事の実行委員や、有志団体の活動」「IB探究」「部活動（バドミントン部）」「FDコースの様々な活動」「勉強。視野を広げること」