全国競技かるた信州大会(校長ブログ96)
文芸部かるた部門の生徒が、9月に開催された「全国競技かるた信州大会」に自主参加し、輝かしい成績を収めました。
〇C級の部
優勝:4年生 井ノ口明日香さん
準優勝:2年生 植木宥任君 ※2人とも昇級しB級になりました
〇E級の部
準優勝:3年生 平澤玲愛さん
入賞(3位):4年生 野本望結さん ※2人とも昇級しD級になりました
井ノ口さんと植木君に、さっそくインタビューしてみました。
~~この大会の概要を教えてください~~
毎年長野県で開催される競技かるたの大会で、小学生から大人まで区別無く、トーナメント方式で戦います。今年は佐久市の長野県立武道館で行われました。C級は2つの級に分かれて合計70名、E級は4つの級に分かれて合計93名が、参加しました。
~~かるたを始めたきっかけは?~~
井ノ口さん:小学四年から町の代表として埼玉県郷土かるたの大会に出ており、埼葛北大会では三連覇、小学六年生の時の県大会では3位入賞を果たしました。身長や学年に関係なく勝てるカルタの魅力にはまり、中学からは百人一首かるたをやりたいと考え、かるた部に入部しました。
植木君:小学4年生の時、金曜ロードショーで映画「ちはやふる」を見て、興味を持ちました。開智に入学したのも、部活でかるたができるからです。
~~当初の目標は?~~
井ノ口さん:C級の大会に参加するのは3回目ですが、前回は1回戦でコテンパンに負けたので、今回は1回戦勝てればいいと思って、気楽に臨みました。
植木君:C級の大会に出るのは初めてなので、「音をよく聴いてしっかり札をとる」ことを目標にしました。
~~当日の様子は?~~
井ノ口さん:1回戦は苦戦しましたが、所属する地元のかるた会の先生の日頃の言葉「粘れ!」を思い出し、辛くも切り抜けました。決勝戦では、それぞれに残りの札が1枚ずつになる、いわゆる「運命戦」の状況になり、緊張しましたが、幸いに相手がお手つきをしてくれて、優勝することができました。
植木君:とても緊張しましたが、井ノ口先輩の応援でなんとかリラックスできました。1回戦で東京の強豪校の高校生と対戦することになり、反応が速い上にミスがない相手に苦戦しましたが、無我夢中で戦った結果、勝つことができました。決勝まで勝ち進みましたが、決勝では疲労困憊となっており、大学生相手の戦いでお手つきを連発して、負けてしまいました。くやしいです。
~~今後は?~~
二人:A級めざしてがんばります。
~~文芸部かるた部門のPRをどうぞ~~
開智のかるたには、昇級をめざして訓練している人、かるたを楽しみたい人、いろんなタイプの部員がいます。「かるたが好き」ということが共通点です。自由で和気藹々とした雰囲気で活動しています。入部をお待ちしています!
~~インタビューを終えて~~
楽しく活動し、でも、結果は出す。それは集中力のなせるわざかもしれません。中学生・高校生で、B級をとるのは、けっして簡単なことではないそうです。今後の活躍がとても楽しみです。