くすのき会講演会(校長ブログ60)
毎年この時期に、くすのき会講演会を実施しています(本校の保護者会組織を、「くすのき会」と言います)。一昨年度・昨年度は、本校の卒業生にお話を聞きました。今年度どなたに講演をお願いするか、役員の方々と相談した結果、今年度は卒業生ではない外部の方、保護者の関心が高い分野の専門家をお呼びしようということになりました。思春期の子どもへの接し方というテーマであれば、保護者の方々の関心も高いだろうと判断しました。お呼びしたのは、埼玉県家庭教育アドバイザーの志賀周子先生です。以前は保護者の皆さんを学校のホールに集め、対面で講演会を実施していたのですが、昨今の新型コロナウイルスの関係で対面で実施するのは難しいと判断し、昨年度と同様、オンラインでの配信としました。
子育ての参考となるお話をじっくりお聞きすることができました。特に印象に残ったのは、他者との安定した関係の形成のためには、自分は認められているという思いが必要、そのためには、「聞く(Hear)」よりも「聴く(Listen)」が大切、というお話でした。私自身も二人の子の親なので、とても心にしみました。志賀先生、どうもありがとうございました。
今後も、ご家庭と学校とが協力して、生徒の成長のサポートをしていくことが大切です。その一環として、このような講演会も活用していきたいと考えています。