学校ブログ

生徒同士が支え合う

学校生活を有意義にすごす上で、教員の生徒へのサポートが大事であることは言うまでもないですが、同じくらい、もしかしたら、それ以上に、生徒同士がサポートし合うことは意義が大きいのかもしれません。新入生は、とても不安な気持ちで入学してきます。「友達ができるだろうか」「勉強についていけるだろうか」・・・。昨年度同じ気持ちを経験した2年生が、2年生同士協力し合って新入生を迎える行事を企画・運営する、新入生に対して、親切にアドバイスをする、先輩のサポートで不安が和らいだ新入生は、1年後に、今度は自分達が先輩になって、新入生に親切にアドバイスを行う・・・これを毎年繰り返しているわけですが、この循環は、見ていて感動的でさえあります。

2年生が開智の学校行事について、プロジェクターを使って新入生に説明します。

生徒同士支え合うという思いが共有されている上に、タブレット等のICT機器を使いこなすスキルがこの一年間のコロナ禍の副産物として更に高められたので、非常にクォリティの高い新入生オリエンテーションとなりました。新入生にとっては、開智生としての第一歩を踏み出すことができ、2年生も、先輩らしさを身につけること、行事を企画運営していくことなどを学ぶことができました。双方にとって、いい経験になったと思います。