学校ブログ

全国物理コンテスト出場(校長ブログ81 )

 「第18回全国物理コンテスト物理チャレンジ2022」の第1チャレンジ(予選)に5年生の三原陸君が参加し、見事予選を突破、8月末の第2チャレンジ(全国大会)に出場することになりました。1354名の中から、約100名だけが全国大会に出場できる、大変難易度の高い大会です。さっそくインタビューしてみました。

校長室にて

~~参加したきっかけは?~~

昨年、友達に誘われて初めて参加しました。まったく歯が立たなかったので、今年こそはと再挑戦することにしました。

~~第1チャレンジをふりかえって~~

昨年の経験もふまえ、まずは物理の勉強をきちんとすることから始めました。物理チャレンジの範囲は、物理基礎・物理のすべてで、学校では4年次には物理基礎しか習わないので、その他の範囲を自力で学習しました。スタディサプリと問題集を活用して、勉強しました。実験レポートは、「お湯の冷め方を調べ、そのしくみを考えてみよう」という課題で、テストはオンライン形式のマーク式の問題(90分)でした。実験レポートはあまりいいものができなかった気がしますが、テストの方はそれなりに手応えはありました。

~~第2チャレンジに向けて~~

姫路にて3泊4日で開催されます。実験やペーパーテスト、大学教授の方の実験見学等、もりだくさんです。過去問も見てみようと思いますが、改めて、総範囲の復習をして臨もうと思います。金賞・銀賞・銅賞・優良賞・特別賞のどれかをもらえたらうれしいなと思います。

~~物理のおもしろさとは~~

問題の条件設定を見たら、どういった原理を使って解くのかがパッとわかるシンプルさが好きです。世の中のいろんな現象を、物理学のシンプルな原理で説明できることに大変興味を持ちました。

~~将来の夢は?~~

医師志望です。患者に寄り添える、明るい感じの医師になりたいです。その他、プログラミングの仕事にも興味があります。どちらも、あまり物理には関係ありませんが(笑)。

インタビューを終えて

物理基礎・物理の全範囲を自分のペースで学習して実力を身につけたことは、本当にすばらしいことだと思います。物理が苦手だった筆者にとっては、まさに尊敬に値する活躍です。物理チャレンジ全国大会は、物理オリンピック国際大会につながっています。健闘を祈ります。