学校ブログ

体育祭2026①(実行委員会)(校長ブログ261)

 5月のことですが、体育祭が盛況に行われました。終わって落ち着いたところで、体育祭実行委員の幹部と応援団長にインタビューを行いましたので、ご紹介したいと思います。まずは、実行委員会の幹部<委員長:知覧さん(5年生)、副委員長:中島さん(5年生)、髙山さん(4年生)>の皆さんです。

 

~~今年のコンセプト~~

 「青春よ、咲き誇れ」というコンセプトなのですが、今回は第30回という節目の大会ということもあり、幹部の中でよく話し合って決めました。学年や立場に関係なく、全員が楽しめる体育祭にしたいと思った時に、やはり「青春」という言葉がぴったりであり、それが「咲き誇る」ようなものにしたいと皆が思った結果、このコンセプトに決まりました。 皆の共通のゴールとして、「青春よ、咲き誇れ」という目標を達成させよう、一瞬一瞬が咲き誇っているような状態を皆で実現しよう、という思いがありました。当然、それは簡単なことではないので、辛い場面もいろいろありましたが、そんな時こそ「いや、私たちが咲き誇らせるんだ」と思って踏ん張りました。

 

~~特に力を入れたこと~~

 全校生徒を巻き込めるように工夫しました。体育祭は4年生(高校1年生)から応援団、中学3年生から実行委員になれるのですが、中学1・2年生は準備において特にやることが少なく、関わる機会が少ないと去年から感じていました。 そこで今年度は、クラス担当の応援団を決めました。上級生が低学年のクラスに2人ずつ付くことで、低学年とも仲良くなれるようにしました。 また、これは中学2年生を対象にしたものですが、休み時間に応援団幹部をみんなに知ってもらうという意味で、昼休みに「交流鬼ごっこ」を企画しました。

 当日、「部活動リレーができなかった」という事態にならないよう、予行演習の日から早め早めに動く準備をしていました。 また、当初の予定では、全員が整列して揃ってから、放送担当の人に合図をもらって全員で入場するという流れでした。 しかし、午前中の時点で時間が押してしまい、「このままでは時間がない」ということになってしまいました。そこで急遽、「門のところで準備ができた色(組)から、どんどん入場していいよ」という形に変更しました。これが、当日の時間の巻き戻しに結構つながったと思っています。臨機応変な対応ができたのも、学年練習や予行演習の日にしっかり練習をやっていたからだと思います。各色が焦らずに入場するというやり方を、みんながすぐに理解してくれたのが良かったですね。

 実行委員の幹部会をこまめに開いて常に現時点の状況を把握していました。スケジュール的なところは、会議を集中的に開いて徹底していました。 でも、それぞれの実務についてはセクション長が指示待ちにならずに自分で判断して動いてくれたので、うまく回っていたと思います。

 

~~大変だったこと~~

 予行演習の資料作成を主な仕事として担当していました。その中で、各学年の先生方にコンタクトを取ったり、実行委員幹部や応援団向けに資料を作ったりしたのですが、とにかく色々な種類の資料を作らなければならず、それにものすごく時間がかかったので大変でした。幹部内でそのあたりの仕事を担当しているメンバー同士で、夜遅くにネットをつなぎながらみんなで作業をすることもありました。それはかなり大変でしたが、今振り返ると楽しかったことの1つかなと思っています。

 4年生の「学年練習」が一番大変でした。 これまでは先輩方がいる中での参加だったので、ぶっちゃけそこまで責任を重く感じたことはありませんでした。でも、初めて自分の学年を引っ張る立場になってみて「声が通らない」といった問題に直面しました。これだけの大人数を統率するのは、こんなに大変なんだと痛感しました。資料作りをしたり、「これは応援団に伝えて、これは実行委員に仕事を割り振って」と考えたり、すべてを自分たちの学年だけでやるのが本当に大変で……。改めて先輩たちの偉大さに気づかされました。

 仕事の調整が本当に大変でした。本番直前の5月に入ってからは特に大変で、スケジュールがぎっしり詰まっていました。そんな時に、応援団幹部が「もうダンスの準備は大丈夫だから」と手伝ってくれたことは、本当にうれしかったです。そのおかげで乗り越えられました。 体育祭を作り上げていくには、実行委員と応援団、どちらも欠かせない必要なものなんだなと改めて気づくことができました。

 体育祭の予算管理はすべて実行委員が責任もってやっていますが、学校事務の方たちとの調整もいろいろあり、大変でした。

 

~~学んだこと~~

 本当にたくさんの資料を作ったので、資料作成能力が身についたのかなと思っています。「読みやすい資料をどう作るか」を常に考えなければならなかったので。資料作成力と、リーダーシップというか「みんなをまとめる力」みたいなものが身についたのかなと思っています。

 去年は、普通の実行委員として働いていたので、セクション内で自分の担当仕事だけをやって、それで終わりという感じでした。 でも今回は本幹部の一員にさせてもらって、「他人を動かして成功させる」というか、間接的にアプローチする難しさを学びました。応援団、実行委員の人たちに役割を振りながら、自分はある程度余裕を持って全体を見渡せるようにすることが大切だということを学びました。

 

~~後輩たちへのメッセージをどうぞ~~

 今年は正直、かなりより良い体育祭が実現できたのではないかと思っています。とはいえ、改善点はまだまだたくさんあると思うので、第31回のメンバーには、今回の第30回体育祭の良かったところは引き継ぎつつ、問題点は実際に1つずつ改善していって、さらに素晴らしい体育祭にしてほしいなと思います。

 「実行委員」と「応援団」という2つの組織の間で、少し齟齬が生まれてしまったり、予行演習の日や本番当日でも情報の伝達に食い違いが生まれたりするというようなことは、常に起こりうることです。 そこら辺を、準備の段階でどれだけ減らしていけるかが、改善点を減らしていくために重要かなと思っています。

 

~~来年に向けて~~

 来年も実行委員になりたいと思っているのですが、もし幹部になれたとしたら、一つ一つの責任や言動に今年以上しっかり責任を持ちたいです。あと、「情報を全体に、みんなに伝えること」を強く意識しながら頑張りたいなと思います。

~~インタビューを終えて~~

 「実行委員会の雰囲気がとても良くて、たくさん笑った半年間だった」という言葉があり、苦労がたくさんありながらも、仲間と協力して明るく前向きに乗り越えてきたことがうかがえたことが、とても印象的でした。今年の経験は来年に引き継がれます。これからもさらに充実した体育祭に発展していくことが、今から楽しみです。