さいたま市中学校駅伝競走大会2023(校長ブログ153)
「第23回さいたま市中学校駅伝競走大会」が、今年も荒川総合運動公園にて開催されました。市内の各校が毎年、しのぎを削る大会です。本校は3回目の挑戦です。昨年度までは陸上部員によるチーム編成でしたが、今年度から他の部の生徒も参加することになりました。昨年度の真冬のような寒さに対し、今年は秋晴れの気持ちの良い日で、みな一生懸命走っていました。出場した選手達に、話を聞きました。1区から、女子;星田さん(3年)、藤波さん(2年)、徳山さん(1年)、木館さん(1年)、村田さん(3年)、男子;川田君(3年)、遠藤君(3年)、堀尾君(2年)、前田君(3年)、西ヶ谷君(1年)、佐藤君(3年)の皆さんです。
~~今年の駅伝にかける思いは?~~
(女子)「10位入賞。」「受け継いだ順位を下げないようにがんばる。」「去年の順位(21位)よりも上げること。」
(男子)「キャプテンとして、皆を引っ張る。」「テニス部としての意地を見せる。」「流れを崩さない。」「自己ベストの更新。」「剣道部員としての参加。足を引っ張らない。」
~~当日の様子~~
(女子)「日々の練習をがんばったが、体調を崩し、力を発揮しきれなかったことがくやしい。他の選手達ががんばってくれて、過去最高記録を出せたのはうれしい。」「当日、緊張してしまい、自信がなくなってしまった。」「自分を抜かそうとする人についていこうという消極的な気持ちになってしまった。」「当日、思っていた以上に調子が良かった。」「怪我のせいで、あまり練習ができなかったのがつらかったが、何とか先輩の思いをつなごうと思って必死に走った。」「部活を休んでいた時期もあり、去年より楽に走れなかった。くやしいし、申し訳ない。」
(男子)「いい練習ができたが、スタートの時、普段の大会で顔見知りの選手を何人も見かけて緊張してしまい、消極的な走りになってしまったことがくやしい。」「初めての体験。途中何人も抜かれたのがくやしい。もっと走れたと思う。」「抜かれた人に食いついていこうとしすぎて、最後、体力が尽きてしまった。」「開始前に、皆をリラックスさせようと、積極的に会話をしていたが、始まってみると、自分が緊張してしまい、前半全力を出しすぎて、後半バテてしまった。」「コロナに感染したりして、思うように練習ができず、足が動かなかった。」「調子が出ず、足を引っ張ってしまったことはいなめないが、走り切れたことは誇りに思う。」
~~今後の目標~~
(女子)「ウォーミングアップの時に声を掛け合ったり、励まし合ったりする素敵なチームだった。来年も同じような雰囲気でいられるといいと思う。来年は高校生になるので、練習・体調管理・規則正しい生活に注意し、高校駅伝で結果につなげる。」「来年は3年生。皆を引っ張れるよう、強気で走る。緊張に負けない。」「緊張や足の怪我で本気が出せないような状況にしない。大会で力を出し切る。」「冬の練習をがんばり、自己ベストを更新する。」「高校駅伝に出る。駅伝はチームワークが大事なので、チームに貢献できるよう、練習をがんばる。」
(男子)「来年は高校駅伝。元キャプテンとして、引き続き、皆を引っ張りたい。長い距離に対応できるようにする。」「高校テニス部員として、関東大会、全国大会出場をめざす。コンディションのムラを少なくして、前進していきたい。」「今年はくやしい思いをした。来年度の中学駅伝では、最初から高順位をとりたい。そのためには、練習。」「部活をやめようかと思っていたが、今回の結果でやめられなくなった。来年は5000mで力を発揮したい。」「中学駅伝にはあと2回出られる。よりよい結果を出したい。」「明日から陸上部員になる。勉強との両立・自己管理を徹底し、本領を発揮できるよう、日々鍛える。」
~~3年生から~~
「実は誰にも言っていなかったのですが、部活をやめようとずっと思っていました。でも、今回の駅伝でチームで励まし合って、とても暖かい雰囲気に包まれたことで、考えが変わりました。気持ちを切り替えて、今後も皆と走って行きたいです。」
「1区で10番以内という目標を立てていたのに、実際には40番という不甲斐ない成績でした。高校では今回の汚名返上をしたいです。」
~~インタビューを終えて~~
女子21位、男子56位という結果でした。体調や緊張など、様々な要因がからんで、なかなか思うように結果につながらないことを皆が痛感する大会となりました。毎年思うのは、さいたま市内の学校のこの大会にかける意気込みのすごさ。長い間練習をして、昨年度よりも大幅に順位を上げる学校もたくさんありました。何事も、経験は未来の糧。今回経験したいろいろな思いを、来年につなげていってほしいと思います。お疲れ様でした。