学校ブログ

保護者会講演会

 毎年1月末に、一貫部保護者会(「くすのき会」と言います)主催の講演会が行われます。様々な分野でご活躍されている方を学校にお呼びして、子育てのヒントになるような講演をお願いしてきました。今年度はさすがに保護者の方々を学校に一度にお呼びして講演会を行うことが困難な状況であるので、保護者会のご提案で、卒業生の近況を語ってもらう内容とし、1月31日に保護者に向けて配信を行いました。

コロナの影響を最も受けているとも言える、大学1年生および社会人1年生の卒業生に、現在の状況を語ってもらいました。

 ここでその内容をすべてお知らせすることができないのが残念ですが、私が視聴して印象に残った卒業生の発言を書いておきたいと思います。

【大学1年生】

「大学でやりたいことが決まっている人は、オンラインであろうとなかろうと、やるべきことを見つけている。進路が明確な人は強い。」 

昨年4月に大学に入学した卒業生(18期生)

 【社会人1年生】

「以前だったら年に1回しか会えなかった海外の顧客と、今ではZOOMなどで月に1回は打ち合わせができている。顧客との距離が縮まったような気がする。」

昨年4月に社会人になった卒業生(14期生)

皆明るく、新しい環境になじんでいるように感じました。もしかしたら、ビフォーコロナの時代の経験がない分、かえってウィズコロナの時代への適応がスムーズなのかもしれません。自分の考えを持ち、発信することに慣れている開智生が、卒業して新しい環境に移っても、持ち味を発揮しているなと改めて感じました。卒業生の活躍を見ると、在校生を一生懸命サポートしようという意欲が益々湧いてきます。