新入生オリエンテーション実行委員インタビュー(校長ブログ67)
4月9日と11日の2日間、2年生が新入生に開智での学校生活について教える「新入生オリエンテーション」が実施されました。この行事は、実行委員を中心に2年生全員が協力して企画・運営がなされます。無事開催できたので、さっそく実行委員長と副委員長にインタビューを行いました。実行委員長は佐藤凪紗さん、副委員長は岡部晃大君と八鍬穂実さんです。
~~なぜ委員長・副委員長になったのですか~~
(佐藤さん)昨秋の「芸術の秋の日」(磯のフィールドワークの代替行事として、昨年度の1年生が企画)実行委員の時は、委員長に立候補したものの、なれませんでした。もう一回チャレンジしたいと思って、委員長に立候補し、今回は委員長になれました。
(岡部君)僕も「芸術の秋の日」実行委員の時に執行部に立候補しました。今回もやりたいと思いました。自分は委員長を補佐する方が向いていると思うので、副委員長に立候補しました。
(八鍬さん)私は実行委員は初めてです。私も委員長というよりは、副委員長として皆と連携していく方が向いていると思いました。
~~苦労したことは~~
(佐藤さん)情報伝達を徹底することが難しいと感じました。
(岡部君)もっと早めに計画的に動けばよかったと思います。2年生の実行委員が所属するコースにばらつきがあって、コース別の動きの時は大変でした。
(八鍬さん)班長マニュアルを作ったのですが、配付するのが当日になってしまって、内容の徹底がうまくいかなかったように思います。
~~よかったことは~~
(佐藤さん)1年生との交流が深められたのがよかったです。
(岡部君)1年生に開智のことをよく知ってもらえたと思います。2年生にとっても、部活や委員会で1年生に話しかけやすくなったと思います。
(八鍬さん)実行委員が協力し合う関係を作れたことが、とてもよかったです。
~~リーダーシップを発揮する上で大事だと思うことは~~
(佐藤さん)みんなに情報をきちんと伝えること。大事なことは何回も伝える。そして、伝わったかどうか、確認すること。
(岡部君)情報のやりとりが一方通行にならないようにすること。対話をして協力関係を構築すること。
(八鍬さん)リーダーっぽいリーダー(オレについてこい、的な)ではなく、対等で話しやすい関係であること。後ろから見守るような感じ。リーダーだけががんばるのではなく、全体が協力し合える関係を作ること。
~~今年チャレンジしたいこと(学校生活全般で)~~
(佐藤さん)実行委員ばかりやって勉強がおろそかだったので、もう少しがんばろうと思います。GBコースの、外部コンテストに積極参加、という取り組みにも今年は挑戦したいです。
(岡部君)他のコースの人とも積極的に交流したいです。僕はMDコースですが、外部コンテストにも参加してみたいです。
(八鍬さん)ものごとに計画的に取り組むのが苦手でした。だから今年は手帳を活用して計画を立て、スキマ時間も活用して、英検準2級、漢検準2級をとりたいです。
(3人で)4コースのコース間の連携や、まったく新しい企画にも挑戦してみたいです。4コース制の第1期生ですから!
~~26期生(1年生)へ一言~~
(3人で)勉強にしても、学校生活にしても、まずはやってみることが大事です。そして、体験を通して自分を分析して、自分に合ったやり方を見つけて、それを実行してください。かといって、1人でがんばりすぎないで、友人を頼ることも大事ですよ。
学校行事の企画・運営を通して、計画的に取り組むことが大切であること、ハプニングは当然起こるもので、それにどう対処するかが大事であること、自分らしいリーダーシップのあり方について考える必要があること、など、とても多くのことを学んだようです。開智には、学校行事の企画・運営を通して、生徒が成長していく文化があります。今回の経験は、2年生の成長に大きく寄与したことでしょう。これからも色々な学校行事があります。さらなる成長をこれからも支援していきたいと思います。
2年生の新入生オリエンテーションの様子は、4月23日(土)開催予定の第1回学校説明会(オンライン・対面併用)においても、生徒自身がご紹介しますので、ぜひご覧ください。