学校ブログ

進路指導をふりかえる

 国公立大学の後期試験の発表も一段落し、今年度の大学入試も結果がほぼ出そろいました(今後も一部の大学で繰り上げ合格等があると思いますが)。

 本校では、生徒が選んだ第一志望校にこだわるという方針を一貫して採っています。近年は受験方式が多様化し、様々なチャンスが増えてきました。試験機会の多様化に惑わされて第一志望を見失ってしまうことがないように注意し、生徒自身が進学して学びたいと思う大学への合格をサポートしていこうというのが本校の基本方針です。今年度の6年生は、コロナ禍という困難にもめげず、第一志望校合格に向けてがんばりました。結果として多くの生徒が、自分が進学したいと思い続けた大学に合格できたことは、大変すばらしいことだと思います。前期日程で結果が出なかった場合も、最後まで諦めずに後期日程にチャレンジし、見事合格を勝ち取った生徒もいて、諦めずに努力を続けることの大切さも、改めて認識しました。自分が定めた目標の達成に向かって努力をし続けられたことは、大学受験に限らず、今後の人生にきっと生きることでしょう。

名誉学園長大村智博士から理系の学業優秀者に与えられる「大村賞」。今年度の一貫部は、2名受賞となりました。

 我々教員としても、今年度の進路指導で結果につながったこと、つながらなかったことを、しっかりふりかえり、来年度以降の指導に生かしていきたいと考えています。