合唱コンクールは、開校以来行ってきた行事です。また、今から15年前にそれまで校内で行っていたものを外部のホールを借りて実施することにして以来、場所は春日部市民文化会館からさいたま市文化センターに移す変化はあったものの、営々と歴史を築き上げてきました。そして今回のコロナ禍。合唱コンクールをどうするかについて、学校としても色々と考えましたが、合唱コンクール実行委員たちも、休校期間が終わって学校が再開されて以降、必死に考えました。感染防止策を徹底して合唱練習・コンクール本番を実施する案、歌うのではなくて楽器を用いて合奏を行う案、個人で歌ったものをデジタル編集して1つの合唱にする案、など自ら様々な案を出し、それぞれを綿密に検討してきました。しかしながら、実行委員は感染防止策を徹底しつつクオリティーを維持することは困難と12月末に判断し、今年度の合唱コンクールの実施は断念という苦渋の決断となりました。学校としてもそれに同意しました。