~~全国大会決勝トーナメント~~
1回戦は、関東大会優勝で、全国優勝候補の開成高校さんと対戦することになってしまいました。この論題については、関東大会での経験から、環境保全第一のスタンスを変える学校が多くなっていましたが、本校と開成高校さんはスタンスをぶらさずにいる点、共通していました。肯定側;開成高校、否定側;開智という立場で試合が行われました。相手の立論にはまったく隙がなく、対抗するのはとても大変でした。最終的に、環境か経済か、メリットはどちらが大きいか、という論点から、一つ上の視点に立って、日本としてはどうすべきなのか、という論点に移行したことが、おそらく評価されたのではと推測しますが、何とか勝利することができました。勝ち負けも大事ですが、いい議論がしたいと常々思っているので、その点で、この試合は、熱い、いい試合ができたと思っています。
しかしながら、その1時間後に行われた岡崎高校さんとの試合に惜しくも敗れてしまいました。今度は肯定側となったのですが、せっかく開成高校さんの隙のない肯定側立論を目の当たりしたにもかかわらず、それを次に生かすことができませんでした。残念です。(筆者注:最終的には岡崎高校が全国優勝)